《VV−マスターフェイズ》 †
永続罠
(1):1ターンに1度、モンスターゾーンのカードが他のモンスターゾーンに移動した場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの全てのレベル5以上の「ヴァリアンツ」モンスターの攻撃力はターン終了時まで1200アップする。
●魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、
相手のメインモンスターゾーンの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターをそれと同じ縦列の相手の魔法&罠ゾーンに永続魔法カード扱いで表側表示で置く(置く先にあるカードは破壊される)。
DUELIST NEXUSで登場した永続罠。
モンスターが別のモンスターゾーンに移動した場合に、「上級以上のヴァリアンツの全体強化」か「自身を墓地へ送り相手メインモンスターゾーンの効果モンスターを永続魔法扱いでその後ろの魔法&罠ゾーンに置く」のいずれかを選択して発動できる効果を持つ。
トリガーはモンスターが移動した場合であり、【ヴァリアンツ】ならば容易に満たせるだろう。
相手ターンにトリガーを満たせれば、1つ目の効果はコンバットトリックに、2つ目の効果は制圧にも利用できるようになる。
なお、移動先が対戦相手のモンスターゾーンでも条件を満たすため、コントロール奪取・転移・交換などもトリガーとなる。
1つ目の効果は上級・最上級ヴァリアンツの全体強化。
強化値も大きく、こちらにはコスト等もないため気軽に戦闘補助として使える。
2つ目の効果はメインモンスターゾーンの相手効果モンスターの永続魔法化。
このカードと引き換えになってしまうが実質相手モンスターを除去できる。
ただし、置く先は相手の魔法&罠ゾーンであり、【ヴァリアンツ】では《VV−真羅万象》により再特殊召喚される可能性も高い点は注意。
問題は、ヴァリアンツ内にこのカードを確定でサーチできるカードが存在しない点。
現在、デッキ内のこのカードにアクセスできる唯一のヴァリアンツは、サイコロとデッキトップという運要素が多分に含まれる《ヴァリアンツM−マーキス》のみである。
上述の通り、【ヴァリアンツ】であればトリガーを容易に満たせる為、ドローできれば十分に活躍できるが、このカードを安定して運用するのは難しい。
【ヴァリアンツ】以外の、カードの位置の移動やコントロール奪取が絡むデッキで除去カードとして使用するのも手。
永続罠の遅さはやや気になるが、除去されたモンスターは魔法&罠ゾーンから離すまで完全に使用不能になり、うまく相手モンスターと同じ縦列に魔法・罠カードが存在すればまとめて2枚を除去できる。
壊獣で相手モンスターを除去してやれば、除去したい魔法・罠カードのある縦列にモンスターの位置を揃えることも可能。
特に、ペンデュラムモンスターを使用するデッキ相手では、このカードで魔法&罠ゾーンの端列にモンスターカードを置いてしまうことでペンデュラムモンスターの発動を強烈に妨害できる。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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