《おとぼけオポッサム/Playful Possum》 †
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 800/守 600
自分のメインフェイズ時、このカードの攻撃力よりも高い攻撃力を持つモンスターが
相手フィールド上に表側表示で存在する場合、
フィールド上に存在するこのカードを破壊する事ができる。
また、自分のスタンバイフェイズ時、このカードの効果で破壊されたこのカードを
墓地から特殊召喚する事ができる。
DUELIST REVOLUTIONで登場した地属性・獣族の下級モンスター。
フィールドの自身を破壊する起動効果、自身の効果で破壊された場合にスタンバイフェイズに自己再生する誘発効果を持つ。
自壊効果は《森の番人グリーン・バブーン》や機皇帝、《連鎖旋風》のような、破壊をトリガーとするカードとのシナジーがある。
上記の使い方以外では腐ってしまう場合が多いので、シナジーするカードは多めに入れたい。
幸い、発動条件は緩いのでこれらの下準備が整っていれば簡単に発動できる。
自壊した場合、スタンバイフェイズに自己再生できる。
「次のスタンバイフェイズ」等の指定がないため、都合の良いタイミングで自己再生できるのが利点。
シンクロ召喚やリリースに役立つ上、再び自壊を狙うこともできる。
相手フィールドの条件さえ満たしていれば、何度でも自己再生・自壊ができるので、上記のカードを用いるデッキでは非常に有効。
《補給部隊》と組み合わせれば、相手フィールドに攻撃力800より上のモンスターがいる限り毎ターンのドローができる。
《チェーンドッグ》を自己再生させる布石としても使いやすく、墓地に《チェーンドッグ》が複数ある場合、このカードの自壊で複数体を自己再生可能。
- 「オポッサム(Opossum)」とは、南北アメリカ大陸に生息する動物。
カンガルーやコアラなどと同じ「有袋類」であり、腹に育児嚢(いくじのう)と呼ばれる袋を持つ。
また、効果名に見られる通り、敵前で擬死行動、すなわち死んだふりを行うことでも知られている。
攻撃力に関する発動条件で外敵を前にしたシチュエーションを、自壊するが任意に自己再生できる効果で死んだふりという行為を表しているのだろう。
- 英語名の「Possum(ポッサム)」はオーストラリアに生息する有袋類であるが、こちらはオポッサムよりもカンガルーに近い生物で、死んだふりもしない。
ただし、米国ではオポッサムを「ポッサム」と呼ぶ事もあるため、誤用というわけではない。
両方とも「お」から始まる日本語名に対応して、両方を「P」から始めるためのネーミングであろう。
逆にオーストラリアではポッサムが「オポッサム」と呼ばれることもあり、両者はかなり混同されている。
- 「フェイク・ダイ(Fake-Die)」とは、仮死(死んだふり)という意味である。
関連カード †
―有袋類モチーフのモンスターについては《デス・コアラ》を参照。
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:自身を破壊する効果処理時にこのカードより攻撃力が高い相手モンスターが表側表示で存在しなくなった場合、破壊する効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されず破壊されません。(10/04/17)
Q:自身を破壊する効果処理時にこのカードが裏側表示になった場合、破壊する効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されず破壊されません。(10/08/28)
Q:自己再生する効果は次のターンで使用しなくても、更に次のターンで使用することはできますか?
A:可能です。(10/04/17)
Q:自身の効果で破壊され墓地へ送られた後にこのカードが除外され、その後に《異次元からの埋葬》などで墓地に戻した場合、自分のスタンバイフェイズに墓地から特殊召喚する効果は発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(10/05/06)
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