《もの忘れ/Memory Loss》 †
通常罠
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する
モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動した効果を無効にし、そのモンスターを表側守備表示にする。
LORD OF THE TACHYON GALAXYで登場した通常罠。
相手表側攻撃表示モンスターの効果の無効化と表示形式の変更効果を持つ。
悪くない効果ではあるのだが、モンスター効果と攻撃を止めたいならフリーチェーンの《デモンズ・チェーン》の方が汎用性が高い。
通常罠によるモンスター効果メタと考えても《ブレイクスルー・スキル》や《無限泡影》が優先される。
《デモンズ・チェーン》や《ブレイクスルー・スキル》、《無限泡影》と比べ永続効果を無効にできず、守備表示にできないリンクモンスターや、《裁きの龍》のような1ターンに複数回効果を発動できるモンスターには対応できない。
こちらが勝る点は守備表示にできることであり、モンスターを守備表示にする点が重要となるデッキ、例えば【スパイダー】等では選択肢に上がる。
帝は守備力が低く、効果の発動タイミングも召喚時1回きりなので、【帝コントロール】へのメタであれば《ブレイクスルー・スキル》や《デモンズ・チェーン》より有用か。
またこのカードは対象をとらない効果なため、対象耐性を持つモンスターにも通用する。
そのようなモンスターへの対策を重視するならば採用を検討できる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメZEXALIIの「遊馬&ギラグvs小鳥&キャッシー」戦において、遊馬が使用。
セットしていたのを遊馬の指示でギラグが発動させたのだが、自身の《マジック・ハンド》の効果を無効にしてしまった。
- 遊馬がこのような指示を出したのは、当初ギラグからわざと負けるように言われていたため。
これはギラグの「遊馬と凌牙を倒す」作戦で、凌牙がいなくなった上に代わりに自身が参加した事で事情が変わっていたのだが、遊馬はそれを全く知らなかったためにこのような事態が起こった。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは上記のアニメの経緯から遊馬ではなくギラグの方にボイスが存在する。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果を発動した相手モンスターを対象に取りますか?
A:このカードの効果は対象を取りません。(13/02/17)
Q:効果処理時にモンスターが表側守備表示になっている場合でも無効化されますか?
A:はい、無効化されます。(13/02/17)
Q:《ならず者傭兵部隊》の効果に対しこのカードを発動できますか?
A:いいえ、このカードを発動する時点で効果を発動したモンスターがフィールドに居ない場合、このカードを発動する事自体ができません。(13/02/20)
Q:このカードの発動にチェーンして同じモンスターに《禁じられた聖杯》を発動した場合、効果処理時に表側守備表示にする処理を行いますか?
A:いいえ、行いません。(13/04/01)
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