《やりすぎた埋葬/Overdone Burial》 †
装備魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札からモンスター1体を捨て、
捨てたモンスターより元々のレベルが低い自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
(2):装備モンスターの効果は無効化される。
CIRCUIT BREAKで登場した装備魔法。
モンスターを手札コストで捨てて、そのモンスターよりもレベルが低い自分モンスターを蘇生させる効果、装備モンスターの効果を無効化する効果を持つ。
手札コストが必要な上、蘇生対象に制限があり、効果が無効化される。
同じ蘇生カードである《リビングデッドの呼び声》は罠カード故の遅さが欠点だが上記のようなデメリットはない。
こちらは装備魔法故に《アームズ・ホール》等でサーチできる。
また、効果が無効にされる点を利用し、《愚鈍の斧》と同様にデメリットを無視する利用も考えられる。
しかし使う場合、手札コストにしたモンスターよりも低いレベルのモンスターしか蘇生できない。
低レベルモンスターを蘇生する場合、同じ装備魔法の《リビング・フォッシル》なら手札コストが不要なので使いやすい。
こちらを使うなら、レベル5以上のモンスターも蘇生できる点、フィールドから離れても除外しない点、蘇生したモンスターのステータスが下がらない点で差別化したい。
《ヴァイロン・キューブ》でサーチし、その《ヴァイロン・キューブ》を蘇生してシンクロ素材に使う場合ならフィールドから離れても除外しないこちらの方が良く、もう1枚装備魔法をサーチできる。
変わった所では、《黄金卿エルドリッチ》と組み合わせてみるのも面白い。
レベル10のために手札コストに最適であり、蘇生後はフィールドのこのカード自身をコストにして疑似蘇生へとつなげることもでき、モンスター効果の無効化を解除する事も可能。
《黄金卿エルドリッチ》の(2)の効果により手札で持て余すことなく単体除去にもつなげられるので腐る心配も早々なく、相性は中々に良いと言えるだろう。
装備されているこのカードがフィールドを離れた場合でも装備モンスターは破壊されない。
むしろ装備していると効果が無効になるデメリットが発生するため、蘇生後はフィールドから離した方が良い。
バウンスならこのカード自体の再利用も可能となる。
- イラストも《早すぎた埋葬》と似ており、埋葬された人が墓の下から這い出ようとしている。
しかし、土の上に十字架が描いてあるだけの《早すぎた埋葬》の墓地と異なり、こちらは宝石で飾られた黄金の墓石が埋葬者の上に置かれた上に、山のような献花まで備えられている。
まだ生きていることに気づかずに埋葬した挙句、派手な墓や供え物を供えすぎた結果、墓から出られなくなっているという意味で「やりすぎた」のだろう。
OCGの効果で見ても、ごてごてとした制約を付与しすぎた結果蘇生しにくくなっている。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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