《アサシン/Ansatsu》 †
通常モンスター
星5/地属性/戦士族/攻1700/守1200
闇の中を音もたてず相手に忍び寄る、暗殺専門の戦士。
BOOSTER2で登場した地属性・戦士族の上級モンスター。
暗殺専門で正面切っての殴り合いは苦手なのか、そのステータスは登場当初でも力不足と言わざるを得ない。
とりわけ、下級モンスターの《アックス・レイダー》と同じ攻撃力なのに、守備力がわずか50高いばかりに上級モンスターなのは不憫としか言いようがない。
通常モンスターの上級モンスターに限っても、《地獄の魔物使い》と《美しき魔物使い》の下位互換である。
- 「アサシン(Assassin)」は英語で「暗殺者」を意味するのだが、その語源には複雑な背景がある。
- 中世から近世のヨーロッパでは「イスラム教には『暗殺教団』と呼ばれる狂信的一派があり、敵対勢力や十字軍の首脳を大量に暗殺した」という伝説が信じられていた。
『暗殺教団』は「ハッシャーシーン(Hashshash)」や「ハシーシ(Hashishi)」と呼ばれ、後に訛って「アサシン」となり、やがて「アサシン」自体が「暗殺者」を意味する言葉となった。
- この伝説はイスラム教ニザール派の活動が誇張されたものであり、その由来も他宗派が過激なニザール派を嫌い「ハシーシ(麻薬中毒者、それのような狂人)」という蔑称で呼んでいたためと判明している。
- TCG初期にしばしば見られる、英語名が日本語の単語のローマ字読みそのままなカードのひとつ。
和風なイラストのイメージから日本語にしたかったのかもしれない。
- TCGでは同時登場の《闇の暗殺者》は、当初の英語名が《Dark Assassin》であった。
だが、再販分以降《Dark Assailant》へ変更され、その後も「アサシン/Assassin」を含むカード名は全て別の単語へ置換されている。
上記の通りイスラム教への偏見が語源にあることから、TCGの商業圏と対象年齢では不適切と判断されているのだろう。
- 宗教上の問題・クレームの回避といった事情よりも、対象年齢を考慮した措置の側面が強いと思われる。
『暗殺者』をタイトルに含む日本のアニメが海外展開で『Assasin』と訳されていたり、当の海外でも『アサシン クリード』のような「暗殺教団」をモチーフにしてシリーズ化までされている作品がある。
- コナミのゲーム作品において―
「フォルスバウンドキングダム」では獏良が最初から所有しているモンスターとして登場。
移動速度が速い上に行動回数が多く、初期能力もそこそこ高いためかなり使いやすいモンスターであった。
攻撃名は「忍法・霞斬り」。
関連カード †
―暗殺者の名を持つモンスター
収録パック等 †
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