《アザミナ・ハマルティア/Azamina Determination》 †
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):EXデッキの「アザミナ」融合モンスター1体を相手に見せ、
そのレベル4につき1枚、自分の墓地・除外状態の「罪宝」カードをデッキに戻す。
その後、見せたモンスターを融合召喚扱いで特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「罪宝」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはこのターン発動できない。
RAGE OF THE ABYSSで登場した通常罠。
エクストラデッキのアザミナ融合モンスター1体を公開し、そのモンスターのレベル4につき1枚墓地・除外状態の罪宝カードをデッキに戻し、公開したカードを融合召喚扱いで特殊召喚する効果、墓地の自身を除外し墓地の罪宝魔法・罠カード1枚をセットする効果を持つ。
(1)はアザミナ融合モンスターの融合召喚扱いでの特殊召喚。
《聖なる薊花》・《アザミナ・オフェイレーテス》と近い特殊召喚方法だが、このカードの場合は罪宝を墓地・除外から戻すことになる。
一度デッキが回れば上記2枚によって自然に墓地に罪宝が貯まるはずであるため、それらをデッキに戻すと無駄がない。
また完全フリーチェーンであるため、《アザミナ・オフェイレーテス》同様の融合召喚に成功した場合の誘発効果のタイミング操作に加え、バトルフェイズでの追撃などにも使用可能。
(2)は墓地の罪宝魔法・罠カード1枚のセット。
セットした罪宝魔法・罠カードはそのターン発動こそできないものの《聖なる薊花》・《アザミナ・オフェイレーテス》で墓地へ送るといった利用は可能。
発動を狙う場合には相手ターンにセットしたいのだが、(1)と同一ターンに発動できないため、特にセットした通常魔法・永続魔法の発動は遅くなりがちだろう。
- 「ハマルティア」はギリシャ語で「悲劇的な欠陥」を意味する。
新約聖書にも「罪」を表す1つの言葉として用いられており、ここでは「神の律法に背く罪」とされている。
- 英語名の「determination」は「決定」という意味だが、日本語名と合わせるとここでは「判決」という意味で使われている。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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