《アルカナ トライアンフジョーカー/Arcana Triumph Joker》 †
効果モンスター
星10/光属性/戦士族/攻 ?/守2500
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
「クィーンズ・ナイト」「ジャックス・ナイト」「キングス・ナイト」を1体ずつ墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードの攻撃力は、お互いの手札の数×500アップする。
(3):手札を1枚捨てて発動できる。
捨てたカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の、相手フィールドの表側表示のカードを全て破壊する。
WORLD PREMIERE PACK 2021で登場した光属性・戦士族の最上級モンスター。
絵札の三銃士3体を墓地へ送る事で自身を特殊召喚できる起動効果、お互いの手札の合計枚数×500だけ攻撃力を自己強化する永続効果、捨てた手札とカードの種類が同じ相手の表側表示のカードを全て破壊する起動効果を持つ。
(1)は手札・墓地からの特殊召喚。
絵札の三銃士のサポートカードの多さと《キングス・ナイト》の効果からコストの用意は難しくはないが、それでも重いのは否めない。
効果の無効化を受けたり、チェーンされてこのカードを除外されようものならば大幅なディスアドバンテージとなるため、絶対に気を付けたい。
手札枚数を減らす事は(2)(3)ともアンチシナジーであるので、無理にこの効果で展開するよりも他のカードで特殊召喚を狙っても良いだろう。
《神速召喚》でサーチからアドバンス召喚するのも手で、2体のリリースで済む為この効果による特殊召喚よりも軽い。
(2)はお互いの手札枚数に比例した攻撃力の自己強化。
類似効果を持つ《ムカムカ》や《オシリスの天空竜》と異なり、自分だけでなく相手の手札の枚数もカウントする。
合計枚数が6枚あれば3000のラインに届くので、ある程度手札に余裕を持たせるプレイングを意識すれば相応の攻撃力は望める。
しかし相手の手札誘発モンスターの発動などで簡単に計算を狂わされるため、基本的には自分の手札だけでも最低限の攻撃力を確保できるようにしたい。
この効果を意識して相手は手札を積極的にフィールドに出していくことも考えられるが、それを逆利用して除去カードとコンボしてみるのも良い。
(3)は手札コストと同じカードの種類に対する全体除去。
除去範囲がカードの種類に限られるが、モンスターカードならばコストも用意しやすく、発動機会も多いだろう。
昨今の広範囲除去にしては珍しく1ターン内の発動制限も無く、モンスターと魔法カード、2種の一掃を狙える局面も多いと思われる。
相手フィールドの状況に左右される面を差し引いても有用な全体除去ではあるが、手札を消費すると(2)による強化数値が下がるので乱発は控えたい。
- 「トライアンフ」については《ナチュル・トライアンフ》を参照。
トランプにおけるマジックにも「トライアンフ」(全てのカードの表向きを一斉に裏面にして、対象のカード1枚を瞬時に表にする技)という名前が存在する。
関連カード †
―《アルカナ トライアンフジョーカー》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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