《エーリアン・ベーダー/Alien Infiltrator》

効果モンスター
星2/地属性/爬虫類族/攻 800/守 500
このカードは1ターンに1度だけ、
使用していない隣のモンスターカードゾーンに移動する事ができる。
このカードの正面に相手のモンスター・魔法・罠カードが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。

 CYBERDARK IMPACTで登場した地属性爬虫類族下級モンスター
 空いている隣のモンスターゾーンに移動する起動効果、一定の条件下で相手直接攻撃できる永続効果を持つ。

 相手プレイヤー直接攻撃できる効果を持っているが、カードの位置による条件を満たさなければ適用されない。
 適切な位置に召喚することを心がければ、自身を移動する効果もあるため、その条件を満たすこと自体は容易である。
 しかし条件がある割にステータスが低く、レベル種族などの要素を除けば、《エレキリン》などより優先される点はない。
 ほぼ同じ条件で特殊召喚可能な《急き兎馬》直接攻撃可能であり、与えられるダメージもこちらより増えやすい。

 また、エーリアンAカウンターに関する効果を一切持たないので、当然他のエーリアンとのシナジーも薄い。
 自身のレベルが2ということで、主力である《宇宙砦ゴルガー》シンクロ素材として使うのにも不向きである。
 数あるエーリアンの中でも、最も【エーリアン】への採用から縁遠いモンスターであると言わざるを得ない。

  • 英語名に用いられている「infiltrator」という英単語は「潜入者」という意味。
    ベーダーという名前の語源になっている「インベーダー(invader)」とほぼ同じニュアンスである。
  • 元ネタは、有名なシューティング&レトロゲーム『スペースインベーダー』からだろう。
    このモンスター効果は、相手プレイヤーを砲塔に見立て、敵キャラの動きを再現したものと思われる。
  • ちなみに『スペースインベーダー』はKONAMIのゲームではなくタイトーのゲームである。
    KONAMIがレジャックという社名であった時には、当時の風潮の通りこのコピーゲームも出していた。
    現在はアーケードゲーム規格「アミューズメントICカード」を共用していたり、KONAMI主催のBEMANIプロ大会にチームとして参戦しているなど、両社の関係は良好である。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:1ターンに1度、隣のモンスターゾーンに移動する効果の分類はなんですか?
A:起動効果になります。(08/11/06)

Q:両隣のモンスターゾーンモンスターが存在するか、使用不可の状態の時に、この効果発動できますか?
A:いいえ、できません。(13/09/23)

Q:両隣のモンスターゾーンに移動できる場合、移動先は効果発動時に決めることになりますか?
A:はい、効果発動時に右と左どちらに移動するか宣言して発動する効果になります。
  また、チェーンして発動された《おジャマトリオ》などで宣言した場所を埋められた場合は、不発になります。(13/09/29)

Q:このカードの効果による直接攻撃攻撃宣言時に、相手発動した《砂塵の大竜巻》によって、このカードの正面にカードセットされました。
  この時相手フィールドモンスターが存在していた場合、バトルステップの巻き戻しが起こりますか?
A:はい、直接攻撃はできず、そのまま相手モンスター攻撃をするか、攻撃をしないかを選択することになります。(09/03/03)


Tag: 《エーリアン・ベーダー》 効果モンスター モンスター 星2 地属性 爬虫類族 攻800 守500 エーリアン

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