《カラクリ商人 壱七七/Karakuri Merchant mdl 177 "Inashichi"》 †
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 500/守1500
このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を守備表示にする。
このカードが召喚に成功した時、
自分のデッキから「カラクリ」と名のついたカード1枚を手札に加える。
STARSTRIKE BLASTで登場した地属性・機械族の下級モンスター。
カラクリ共通の効果、召喚に成功した時にカラクリカードをサーチする誘発効果を持つ。
カラクリのサーチャーであり、さらにモンスター以外にも対応しているため、場面に合わせて欲しいカードを持ってくることができる。
相性がいいカードは《カラクリ法師 九七六参》であり、エクストラデッキの制限こそかかるものの、《カラクリ将軍 無零》から更なる展開を狙える。
他にも《カラクリ蝦蟇油》や《借カラクリ蔵》といった展開をサポートするカードをサーチできる。
《カラクリ小町 弐弐四》から召喚した場合は後続をサーチしつつレベル5シンクロモンスターかリンク2へと繋がる。
この時《カラクリ蝦蟇油》をサーチして機械族シンクロモンスターに繋げれば《カラクリ将軍 無零》・《カラクリ大将軍 無零怒》をシンクロ召喚できる。
シンクロ召喚するモンスターを《超重剣聖ムサ−C》にすればこのカードをサルベージして次のターンの動きに備えることも可能。
カラクリの主力となるモンスターでは貴重なレベル2非チューナーであり、効果こそ使えないが《機械複製術》にも対応しているのでシンクロ召喚の幅を広げてくれる。
逆に【カラクリ】の主力となるレベル7以上のシンクロモンスターには繋げにくいので《簡易融合》で《テセウスの魔棲物》を用意するなどの工夫が欲しい。
このように利便性は高いが、カラクリ共通の攻撃強制効果によって自爆特攻せざるを得ない状況になることもあるため、召喚するタイミングは見極めたい。
ステータスが低いことから自爆特攻による戦闘ダメージも高く、メタカードによる棒立ち化も危惧しなければならない。
効果全体を無効にする《エフェクト・ヴェーラー》はまだしも、サーチカード全般の天敵である《灰流うらら》は攻撃強制だけが残るため他のサーチャーよりも影響が大きい。
カラクリ全般に言えることだが、このデメリットはメインフェイズ2で召喚する事でかなり軽減できる。
自分のフィールドにモンスターがいなくてもバトルフェイズに入る事は可能なため、実際はそれほど大きなデメリットとはならない。
ただ、このカードは展開の一端を担うためメインフェイズ1に召喚したいことが多い。
そのため、《墓穴の指名者》や《抹殺の指名者》のような手札誘発対策は怠らないようにしておきたい。
モンスターをサーチしたい時は《借カラクリ蔵》を経由することで攻撃強制のデメリットを回避し、デッキ圧縮に繋げることもできる事は覚えておくべきだろう。
- コナミのゲーム作品において―
『デュエルリンクス』では【カラクリ】の先攻制圧と安定性を抑える為、20/12/15よりLIMIT1に指定された。
その後、23/06/28にLIMIT2に緩和され、23/08/24にはリミット解除された。
関連カード †
―《カラクリ商人 壱七七》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《カラクリ商人 壱七七》 効果モンスター モンスター 星2 地属性 機械族 攻500 守1500 カラクリ