《グラヴィティ・バインド−超重力の網−/Gravity Bind》 †
永続罠
フィールド上のレベル4以上のモンスターは攻撃できない。
Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した永続罠。
レベル4以上のモンスターの攻撃を封印する効果を持つ。
レベルを持たないエクシーズモンスター・リンクモンスターには通じず、それらには高い攻撃力を持つものも少なくないため、攻撃を止める役割としては殆ど抑止力にならない。
それらをあまり使わないデッキであっても、現環境は除去が豊富かつ高速化しているため、すぐに除去されてしまう。
そもそも攻撃を抑制する永続罠が欲しい場合でも、こちらよりも止められる範囲が広い《シンクロ・ゾーン》や、ライフコストが必要だがモンスターに指定が無く、相手のみに作用する《スクリーン・オブ・レッド》が現在では存在する。
かつては一線級の働きを見せたカードだが、現在ではお役御免になってしまったと言えるだろう。
- アニメZEXALの「アストラルvsカイト」戦にてカイトが使用した通常魔法《フォトン・ハリケーン》のイラストでは、吹き飛ばされている様子が描かれている。
また、26話で国立カケルの使用したサッカーボールにプリントされていた。
- コナミのゲーム作品において―
真DM2では、範囲内に入った相手を永続的に攻撃・移動を行えない「呪縛」状態にし、攻撃力・守備力を1500ポイントダウンする通常罠として登場した。
同ゲームにおける呪縛効果の中では最高の性能だが、投入コストが高くオーバーキル気味な性能のため使いにくかった。
関連カード †
―重力に関するカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:レベル4以上のモンスターの攻撃宣言時にチェーン1として《サイクロン》を発動し、チェーン2以降にこのカードを発動して《サイクロン》で破壊された場合、攻撃できない効果が一時的に適用されるため攻撃は中止になりますか?
A:はい、中止になります。(13/10/12)
Q:レベル4以上のモンスターの攻撃宣言時にこのカードを発動しました。
このカードの効果処理後に発生するクイックエフェクト発動可能なタイミングで、《サイクロン》を発動しこのカードが破壊された場合、攻撃を続行する事はできますか?
A:いいえ、効果が適用された時点で攻撃は中止になります。
攻撃宣言を行った事になるので、このターン、そのモンスターは改めて攻撃を行う事はできません。(13/10/30)
Q:レベル4以上のモンスターの攻撃宣言時にチェーン1としてこのカード、チェーン2で《リビングデッドの呼び声》を発動しました。
攻撃を受ける側のフィールドのモンスターが増減しますが、この際バトルステップの巻き戻しは発生しますか?
A:バトルステップの巻き戻し処理そのものは発生しますが、攻撃対象の再選択は行えず、中止となります。(13/10/30)
Q:上記バトルステップの巻き戻し発生が確定した後に《サイクロン》を発動してこのカードを破壊した場合、攻撃を続行する事はできますか?
A:いいえ、バトルステップの巻き戻し処理は、モンスターの増減が発生した直後に行われ、この時点でグラヴィティ・バインド−超重力の網−》の効果が適用されるため、攻撃は中止になります。
効果処理後に発生するクイックエフェクト発動可能なタイミングは、巻き戻しおよびその結果による攻撃中止後からとなります。(13/10/30)
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