《グリード/Greed》 †
永続罠
カードの効果でドローを行ったプレイヤーは、そのターンのエンドフェイズ終了時に
カードの効果でドローしたカードの枚数×500ポイントダメージを受ける。
SOUL OF THE DUELISTで登場した永続罠。
各プレイヤーは、エンドフェイズ毎にそのターンにカードの効果でドローした枚数に応じたダメージを受ける効果を持つ。
相手にドローを強制させて、このカードの効果でダメージを与えるのが基本となる。
大量ドローを行う相手に対するメタや抑止力としてはダメージが小さい上に与えるのが遅く、除去されてしまいがちである。
ドローさせる場合も、相手に得をさせないことが前提となる。
上手く使えれば16枚ドローで相手のライフを削り切れ、累積もするため、特化すればそこそこ効率は良い。
このカードを使う場合には、《攪乱作戦》や《手札抹殺》等の手札交換を行わせるカードや、《大盤振舞侍》・《電動刃虫》等の相手に何枚もドローさせるカードを併用することになる。
大量ドローさせた後は《大暴落》で一気に手札を減らすコンボも可能。
《メタモルポット》や《プレゼントカード》も相性が良く、ドローによるアドバンテージを帳消しにしつつ、2500のダメージを確定できる。
もっとも、自分もダメージを受けることがあるため、考えて使わなければ自滅する恐れもある。
トリックスターは相性が良く、《トリックスター・マンジュシカ》は倍率こそ低いがこのカードと同様にダメージを与え、《トリックスター・ブルム》・《トリックスター・ブラッディマリー》は相手にドローさせることができる。
《トリックスター・リンカーネイション》は除外版《攪乱作戦》といえる効果でやはり大量ドローさせることが可能。
このカードでダメージを与えることに特化したデッキが【グリードバーン】である。
- 「グリード/Greed」は英語で「強欲」を意味する。
キリスト教における「七つの大罪」の一つにも数えられる。
- 原作・アニメにおいて―
元ネタは原作第1話で闇遊戯が牛尾に対して実行した罰ゲームだろう。
これを受けた牛尾は「欲望の幻想」を見せられ、朝まで金に見えている枯れ葉と戯れる事になる。
- 東映版アニメでは上記の話自体が全体的に改変されたため、罰ゲームの内容も全く違ったものとなっている。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは牛尾が使用した場合に専用ボイスが用意されており、原作で幻想を見せられたときとほぼ同じセリフを喋る。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:カードの発動に《地獄の扉越し銃》を発動できますか?
A:いいえ、できません。(08/05/16)
→《我が身を盾に》と永続罠の関係も参照。
Q:ダメージを与える効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(10/06/11)
Q:お互いのプレイヤーがカードの効果でドローをしなかったターンのエンドフェイズ終了時にチェーンブロックは作られますか?
A:作られます。(10/09/01)
Q:ダメージを与える効果にチェーンしてカードをドローする効果を発動した場合、このドロー分の枚数もカウントされますか?
A:《グリード》のダメージを与える効果にチェーンしてカードをドローする効果を発動した場合、《グリード》の効果にチェーンして発動したカードの枚数も含めてダメージを与えます。(10/07/17)
Q:このカードが適用しているターン中にカードの効果によるドローを行い、その後、《王宮のお触れ》が発動しました。
《王宮のお触れ》がそのターン内に破壊された場合、《王宮のお触れ》発動前のカードの効果によるドローは、エンドフェイズ時に参照する「カードの効果でドローした数」として数えられますか?
A:数えられます。(10/09/01)
Q:このカードが表側表示でフィールド上に存在し、《王宮のお触れ》が適用している状態でカードの効果によるドローが行われ、そのエンドフェイズまでに《王宮のお触れ》が破壊された場合、このドローはエンドフェイズ時に参照する「カードの効果でドローした数」として数えられますか?
A:数えられます。(10/09/01)
Q:《強欲で謙虚な壺》で手札に加えるカードは《グリード》のダメージを与える効果で「カードの効果でドローした数」としてカウントされますか?
A:いいえ、《強欲で謙虚な壺》はカードを手札に「加える」効果の為、ダメージを与えることはできません。(11/11/04)
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