《コンドーレンス・パペット/Condolence Puppet》 †
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスターの数+1枚まで、
デッキから「ギミック・パペット」モンスターを墓地へ送る(同名カードは1枚まで)。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの機械族Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはフィールドに表側表示で存在する限り、相手の効果では破壊されない。
IGNITION ASSAULTで登場した通常魔法。
エクストラデッキから特殊召喚された相手モンスターの数+1枚までデッキからギミック・パペットを墓地へ送る効果、自身を墓地コストに機械族エクシーズモンスターに相手の効果に対する破壊耐性を永続的に付与する効果を持つ。
(1)はギミック・パペットの墓地肥やし。
墓地リソースが重要な【ギミック・パペット】では非常に有用な効果であり、特にキーカードの《ギミック・パペット−ブラッディ・ドール》を選べば実質サーチ札として機能する。
それ以外でも、自己再生可能な《ギミック・パペット−ネクロ・ドール》を始めとして墓地効果を持つギミック・パペットは多く、その候補は選り取り見取り。
相手モンスターがいない先攻1ターン目でも1枚は墓地へ送れるため、腐る状況はまず起こりえない。
現環境ではエクストラデッキを多用するデッキは多く、相手モンスターが存在する状況では複数枚の墓地送りも狙いやすい。
(2)は機械族エクシーズモンスターに永続的な効果破壊耐性を付与する効果。
相手からの効果破壊に限られるものの、永続的な付与故にステータスの高いモンスターに与えれば場持ちは良くなる。
《ギミック・パペット−ビスク・ドール》の墓地効果と合わせれば自分ターン限定だが強固な耐性を得られる。
ギミック・パペットで出しやすさも考慮すると、攻撃表示なら《No.40 ギミック・パペット−ヘブンズ・ストリングス》・《CX ギミック・パペット−ファナティクス・マキナ》、守備表示なら《ギミック・パペット−ファンタジクス・マキナ》辺りが有力な候補となるか。
なお、対象にとれない《CNo.88 ギミック・パペット−ディザスター・レオ》には適用できないことは注意したい。
また自分の効果に対する耐性はないため、自分の《CNo.40 ギミック・パペット−デビルズ・ストリングス》の破壊効果を免れることもできない。
総じて、(2)も割と良い効果だが、それ以上に(1)の有用性が極めて高く、【ギミック・パペット】では序盤から終盤までどの様な場面でも活躍が見込める。
このカードのサーチ手段に乏しい点と初動の安定性を上げるためにも、基本的にはフル投入してよいだろう。
- 「コンドーレンス(condolence)、コンドレンス」とは、「死者への哀悼」「お悔やみ」「弔辞(死者を悼む気持ちを表した文)」を意味する。
- このカードは午後4時4分に公式Twitterにて収録される旨の告知がなされた。
アニメZEXALシリーズでギミック・パペットを使用するIVを意識したとみて間違いないだろう。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《コンドーレンス・パペット》 魔法 通常魔法