《コンフュージョン・チャフ/Confusion Chaff》 †
通常罠
1度のバトルフェイズ中に2回目の直接攻撃が宣言された時に発動する事ができる。
その相手モンスターは、直接攻撃した1体目の相手モンスターと戦闘しダメージ計算を行う。
CROSSROADS OF CHAOSで登場した通常罠。
直接攻撃に発動し、相手のモンスターを同士討ちさせる効果を持つ。
相手モンスター同士を戦闘させるので、ダメージを与えつつ相手モンスターを除去できる可能性がある。
しかし、直接攻撃にしか対応しておらず、相手フィールド上に2体以上モンスターがいなければならないので、単体での汎用性はかなり低い。
その点では自分フィールド上にモンスターが存在しなければならない《マジックアーム・シールド》とは相互互換であり、《攻撃誘導アーマー》のほぼ下位互換。
直接攻撃を防ぎつつ相手モンスターを除去するカードは攻撃反応罠を始めとして数多く、発動条件が厳しいこのカードは単に防御するためだけに使うのは避けたい。
使うなら、1度目の直接攻撃の戦闘ダメージを《ディメンション・ウォール》等で相手に与えるなど、直接攻撃を受けることでメリットが発生する工夫を施すとよい。
- 「チャフ(Chaff)」とは、無数の金属片をばら撒くことで、相手のレーダーなどを撹乱・回避する兵器のこと。
「コンフュージョン(Confusion)」とは混乱という意味で、アニメでも「チャフ」と「コンフュージョン」の描写が存在する。
後に同じく「コンフュージョン」の名を持ちフュージョンに含まれる《ウィッチクラフト・コンフュージョン》が登場した。
- カード名に「フュージョン」を含むが、現在は魔法カードのみの指定の為、あちらに含まれていない。
- 原作における「城之内vsリシド」戦でリシドが使用した通常罠《ウジャト眼の念力》がこのカードと似た効果を持っていた。
- 遊戯王Rにおいて、北森玲子が完全上位互換となる通常罠《ブルー・オン・ブルー》を使用している。
こちらは発動条件がなかった。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:1回目と2回目の直接攻撃が同じモンスターだった場合、このカードを発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(08/07/19)
Q:《N・グラン・モール》、《E−HERO ダーク・ガイア》の順に直接攻撃を行おうとしたところ、このカードを発動されました。
《N・グラン・モール》の効果を発動し、手札、エクストラデッキに戻すことはできますか?
A:いいえ、このカードの効果によりダメージ計算を行うので発動することはできません。(08/08/13)
Q:1回目の直接攻撃宣言時に《魔法の筒》等で攻撃を無効にした場合、その次の直接攻撃宣言時にこのカードを発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(09/11/12)
Q:1回目の攻撃宣言時に《エネミーコントローラー》、《強制脱出装置》等で攻撃を回避した場合、その次の攻撃宣言時にこのカードを発動できますか?
A:発動できません。(09/08/30)
Q:2回目の攻撃宣言時に《アストラルバリア》でモンスターへの攻撃を直接攻撃に変更しました、この場合発動できますか?
A:このカードと《アストラルバリア》の発動タイミングが違うので、発動することはできません。(09/08/30)
Q:フィールド魔法が表側表示で存在し、自分のモンスターが1回目の直接攻撃をした時、以下の状況(2回目の直接攻撃宣言)でこのカードを発動した場合はどう処理しますか?
…《レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト》または地縛神の場合
…蘇生制限を満たし、墓地から特殊召喚されたSinモンスターの攻撃宣言だった場合
A:どちらの場合も攻撃宣言を介さない戦闘のため、1回目の直接攻撃を宣言したモンスターと戦闘を行います。(12/04/11)
Tag: 《コンフュージョン・チャフ》 罠 通常罠