《ゴーティスの大蛇アリオンポス/Arionpos, Serpent of the Ghoti》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/水属性/魚族/攻2100/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚した場合に発動できる。
デッキからレベル6以下の魚族モンスター1体を除外する。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、
自分の墓地の魚族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
その後、そのモンスターのレベル以下のレベルを持つ魚族モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
WORLD PREMIERE PACK 2023で登場した水属性・魚族のシンクロモンスター。
シンクロ召喚に成功した場合、レベル6以下の魚族を除外する誘発効果、シンクロ素材として墓地へ送られた場合、墓地の魚族を除外し、そのモンスターのレベル以下の魚族をサーチする誘発効果を持つ。
(1)はデッキの魚族を除外する効果。
除外される事で効果が発動できる各種ゴーティスの効果に繋げられる。
シンクロ召喚したのが自分ターンなら《ゴーティスの妖精シフ》・《ゴーティスの灯ペイシス》を、相手ターンなら《ゴーティスの紅玉ゼップ》を除外することで相手ターンにレベル8のシンクロ召喚に繋がる。
そのままこのカードをシンクロ素材にする事で、自身の(2)の効果も発動させる事ができる。
他にも《ゴーティスの陰影スノーピオス》を除外すれば他に墓地コストは必要となるが疑似的なサーチが可能で、既に墓地にゴーティスチューナーが落ちている場合はそれらを墓地コストにする事でサーチを挟みながら上記の動きが可能。
《ゴーティスの陰影スノーピオス》をあちらの効果で特殊召喚すればランク6のエクシーズ召喚も狙えるが、(2)の効果が発動できなくなるためなるべくならばシンクロ素材に用いるのが望ましい。
(2)は墓地の魚族を除外し、その魚族のレベル以下の魚族をサーチする効果。
上記の通り(1)と併せて連続シンクロ召喚は容易であるため、トリガーを満たすのは難しくない。
ゴーティスチューナーをシンクロ素材としていれば、それらを除外する事で効果を発動するトリガーとしつつ魚族をサーチできるため、大きくアドバンテージを稼ぐことができる。
この場合サーチできる魚族はレベル2以下となるが、除外した魚族の同名カードをサーチする事も可能なため、そうそうサーチ先に困る事はないだろう。
自身を除外する事も可能なため、基本的にはレベル6以下の魚族ならばサーチ対象に含む事が可能であり、こちらの場合も《ゴーティスの陰影スノーピオス》は有力なサーチ候補となる。
既に墓地が肥えている場合は、レベル8のゴーティスシンクロモンスターなどを除外して、サーチ手段が乏しかった《超古深海王シーラカンス》をサーチすることもできる。
- カード名はコイネー・ギリシャ語(古代ギリシャ語における共通語)で「魚」を意味する「opsarion」のアナグラムだろう。
- イラストは「大蛇(Serpent)」のカード名の通りヘビ類に似た姿ではあるものの、牙の形状などを見るに深海魚の「ミツマタヤリウオ」がモチーフのようである。
大きく開く口と鋭い牙と細長い体が特徴で、幼魚では成魚と大きく姿が異なる目が長く飛び出した姿であり、これが三叉の槍のように見えることが名前の由来となっている。
またミツマタヤリウオの近縁であるホウライエソが「viperfish」という英名を持っており、「大蛇」というカード名はこれを意識したものと思われる。
- コナミのゲーム作品において―
マスターデュエルでは、OCGで登場するよりも前に実装されており、OCGのカード名とテキストもこちらで先に判明していた。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《ゴーティスの大蛇アリオンポス》 モンスター シンクロモンスター 効果モンスター 星6 水属性 魚族 攻2100 守0 ゴーティス