《サイバネティック・オーバーフロー/Cybernetic Overflow》 †
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
「サイバー・ドラゴン」を任意の数だけ選んで除外する(同じレベルは1体まで)。
その後、除外した数だけ相手フィールドのカードを選んで破壊する。
(2):フィールドのこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「サイバー」魔法・罠カードまたは「サイバネティック」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
CYBERNETIC HORIZONで登場した通常罠。
手札・フィールド・墓地の《サイバー・ドラゴン》を除外し、その数だけ相手フィールドのカードを破壊する効果、フィールドで破壊された場合にサイバーかサイバネティック魔法・罠カード1枚をサーチできる効果を持つ。
(1)は《サイバー・ドラゴン》を除外し、相手のカードを破壊する効果。
手札・フィールド・墓地から除外できるが、手札・フィールドからの場合は損失が大きくなりがち。
墓地で《サイバー・ドラゴン》となるモンスターにはレベル1・2・4・5まで存在しており、それらを墓地から複数除外すればボード・アドバンテージを得られる。
しかし墓地リソースが大きく減ることになるため、使いどころが難しい。
除外した《サイバー・ドラゴン》は《サイバー・ネットワーク》で一気に帰還させるのもいい。
(2)は自身が破壊された場合に魔法・罠カードをサーチする効果。
自分の効果で破壊しても発動でき、破壊効果にチェーンして発動すれば(1)の効果も発動可能。
同名カードもサーチできる他、《サイバー・リペア・プラント》を経由すれば光属性・機械族モンスターもサーチできる。
- 「overflow」の原義は「液体が容器からあふれ出る事」だが、サイバネティックであることを考慮するとコンピュータ用語の「データを保持できる限界容量より多くのデータが来てしまうこと」の方だろう。
オーバーフローが起こると、メモリ上で周辺に配置されていた無関係なデータまで破壊される場合があることを破壊効果と関連付けたのだと思われる。
- コナミのゲーム作品において―
『デュエルリンクス』では初期ライフの少なさも相まって、(1)で複数枚の除去に成功すればそのまま勝利する事も容易いため、20/07/21よりLIMIT2に指定されている。
その後「《サイバーロード・フュージョン》と同時に採用できる枚数を増やすため」という理由で24/07/04の改訂よりLIMIT1に指定された。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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