遊戯王カードWiki - 《サウザンド・アイズ・フィッシュ》

《サウザンド・アイズ・フィッシュ/Thousand-Eyes Jellyfish》 †

効果モンスター
星５/水属性/魚族/攻 300/守2100
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「オーシャンズ・オーパー」１体を
リリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は手札を公開し続けなければならない。

　ピーピングは確かに有利に働くが、単体ではカード・アドバンテージを稼げず、特殊召喚に要する苦労と割が合わない。
　既に「公開状態」になっているものを新たに「公開」することはできないため、【コアキメイル】・ＶＳのメタカードや《野望のゴーファー》のサポートカードになるが、いずれにせよ局地的すぎる。
　また、蘇生制限をクリアしても蘇生や帰還が一切できない点もデメリット。
　《オーシャンズ・オーパー》のサーチ効果は、主に《マザー・ブレイン》に活用されるだろう。

　運用するうえで一番ネックとなるのはこのカードをサーチする手段であり、この難しさがこのカード自身の評価を下げる要因になっている。
　《オーシャンズ・オーパー》以外では《ゴーティスの月夜サイクス》か《ゴーティスの大蛇アリオンポス》で手札に加えることが可能であり、以前に比べればだいぶ緩和されている。
　また、《オーシャンズ・オーパー》も同じ方法でサーチできるほか、直接除外してから帰還させるのでもよい。
　《サルベージ》に《オーシャンズ・オーパー》共々対応しており、この２枚を回収すればそのターン内で特殊召喚できる。

英語名の「jellyfish」とは「クラゲ」のこと。
「jellyfish」は《Relinquished/サクリファイス》と発音が似ており、《サウザンド・アイズ・サクリファイス》との言葉遊びを狙ったものと思われる。
ちなみに、OCGのクラゲは水族である。
自身がレベル・ランクが４ではないことも、直接クラゲをモチーフとしているわけでないためか。

日本語名では単なる「フィッシュ（魚）」になってしまった。
英語の「Fish（水生生物）」という種族設定では問題ないが、クラゲは魚類ではないので「魚族」は少々そぐわないためだろう。

イラストにも魚族である片鱗はなく、多くの眼球が球体のように集まったおぞましい生物である。
悪魔のような翼も無数に生えており、悪魔族としか思えない容姿をしている。

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