《シンクロ・マテリアル/Synchro Material》 †
通常罠
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
このターン自分がシンクロ召喚をする場合、
選択したモンスターをシンクロ素材にする事ができる。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。
デュエリストパック−遊星編3−で登場した通常罠。
バトルフェイズを放棄する代わりに、選択した相手モンスターをシンクロ素材にすることが可能となる。
効果はシンクロ召喚版の《クロス・ソウル》と言える。
《クロス・ソウル》は上級モンスターが必要なのに対し、こちらは基本的にチューナーが必要となる。
ただこちらは表側表示しか選択できない上、シンクロ召喚の条件を満たさなければならず、対象が絞られてしまう。
優先的に除去したい高レベルのモンスターではシンクロ召喚が難しくなる上、リンクモンスター・エクシーズモンスターも除去できないので、除去としては《クロス・ソウル》に劣る。
【チューナー】では腐る心配はほぼなくなり、コントロール奪取として機能する。
しかし、単に自分ターンにシンクロ素材にするだけならば、裏側守備表示も選択でき、即効性のある《精神操作》がある。
そのため【チューナー】においても必須カードとは言えず、採用するならば4枚目以降の《精神操作》となるだろう。
《デュエリスト・ジェネシス》によるサーチに対応するが、情報アドバンテージを失うため罠カードとしての奇襲性を活かせなくなる。
勘違いされがちだが、このカード自体にはシンクロ召喚を行う効果はない。
選択した相手モンスターでシンクロ召喚するには自分のメインフェイズに使う必要があり、相手ターンにシンクロ召喚するならば《フォーミュラ・シンクロン》・《スチーム・シンクロン》・《シンクロ・トランスミッション》などが必要となる。
その点では、《チェーン・マテリアル》と似たような立ち位置にあるカードである。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは、上記の事もあってかアンチノミーに専用台詞が設けられており、作中では使用されなかった効果の説明も行われる。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:選択したモンスターを必ずシンクロ素材にする必要はありますか?
A:いいえ、必ずする必要はありません。(10/10/16)
Q:相手フィールドの装備カードとなっているモンスターをシンクロ素材にできますか?
A:いいえ、できません。(10/10/16)
Q:《緊急同調》とこのカードを併用し、相手ターンで相手モンスターをシンクロ素材にすることはできますか?
A:はい、できます。(10/10/16)
Q:選択したモンスターが裏側守備表示になった場合、シンクロ素材にできますか?
A:いいえ、できません。(10/10/16)
Q:このカードで相手の《チューニング・サポーター》を選択しシンクロ素材とした場合、レベルを上げる効果を使用できますか?
また、ドローもできますか?
A:ドローする効果は元々の持ち主の効果として発動し元々の持ち主がドローします。(10/10/17)
また、レベルを2として扱ってシンクロ素材することができます。(10/10/28)
Q:このカードで相手の《メンタル・カウンセラー リリー》を選択しシンクロ素材とした場合、攻撃力アップの効果を発動できますか?
できる場合、効果の発動権はどちらのプレイヤーにありますか?
A:元々の持ち主である相手が発動するかどうか決めます。(10/10/21)
Q:このカードで相手の《バイス・バーサーカー》を選択しシンクロ素材とした場合、攻撃力アップの効果は適用されますか?
また、この場合どちらのプレイヤーがダメージを受けますか?
A:適用され、その場合ダメージを受けるのはシンクロ召喚を行ったプレイヤーです。(13/01/20)
Q:このカードを2枚発動してそれぞれ別の相手モンスターを選択した場合、そのシンクロ素材だけでシンクロ召喚できますか?
A:はい、できます。(10/10/16)
Q:このカードで《E・HERO ワイルドマン》などを選択し、シンクロ素材とすることができますか?
A:いいえ、選択して発動すること自体はできますが、シンクロ素材にはできません。(10/11/04)
Q:このカードで《粋カエル》などシンクロ素材にできないモンスターを選択できますか?
A:いいえ、選択して発動すること自体できません。(10/10/16)
Q:このカードで相手の《エキセントリック・ボーイ》を選択しシンクロ素材とした場合、シンクロ素材は自分の手札のモンスター1体のみとなりますか?
A:はい、自分の手札のモンスターのみシンクロ素材とすることができます。(10/10/20)
Q:相手のターンにこのカードの効果で相手の《フォーミュラ・シンクロン》を選択した場合、その相手のターンに相手の《フォーミュラ・シンクロン》の効果を発動してシンクロ召喚できますか?
A:いいえ、《フォーミュラ・シンクロン》のコントロールは自分に移っている訳ではないので、自分が相手の《フォーミュラ・シンクロン》の効果を発動してシンクロ召喚を行うことはできません。(10/11/04)
Q:《不協和音》等が存在しシンクロ召喚できない状況の時に、このカードを発動すること自体はできますか?
A:はい、発動すること自体は可能です。
ですが《不協和音》の効果でシンクロ召喚を行うことはできません。(10/11/04)
Q:自分フィールドに《TG ワンダー・マジシャン》が存在する相手のメインフェイズに、《シンクロ・マテリアル》を発動しました。
その後、選択された相手モンスターを使って相手がシンクロ召喚を行う前に、選択されたモンスターと《TG ワンダー・マジシャン》でシンクロ召喚できますか?
A:はい、できます。
相手のメインフェイズにシンクロ召喚する事ができる効果の種別は誘発即時効果なので、《シンクロ・マテリアル》処理後のクイックエフェクトのみ発動できるタイミングでシンクロ召喚することができます。(12/01/15)
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