《ジュラック・イグアノン/Jurrac Iguanon》 †
効果モンスター
星4/炎属性/恐竜族/攻1700/守 700
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す事ができる。
DUEL TERMINAL −混沌の覇者!!−で登場した炎属性・恐竜族の下級モンスター。
モンスターを戦闘破壊する度に、相手フィールドにセットされたカードを手札にバウンスできる誘発効果を持つ。
戦闘破壊が条件の割に、戻せるのはセットされたもののみ。
このカードで魔法・罠カードを戻したいような状況では攻撃を妨害される可能性が高く、発動条件と効果が噛み合わない。
セットしたモンスターもバウンスできるので、戦闘補助となる《闇の護封剣》などを併用することでアドバンテージを稼ぐことはできる。
しかし、攻撃力1700の攻撃が通る見込みがあるならば、《ジュラック・グアイバ》でリクルート効果を使用し、《エヴォルカイザー・ラギア》につなげた方が有用である。
下級ジュラックの中では攻撃力は高めなので、《ジュラック・グアイバ》らでは足りない場合のレベル4恐竜族として運用することになるだろうか。
しかしリクルーターである《ジュラック・ヴェロー》や基本的に攻撃力の勝る《ジュラック・プロトプス》らを差し置いてこのカードに枠を割けるかは疑問である。
更にTERMINAL WORLD 2にてまた優秀なジュラック達が登場した事で立場は更に厳しいものとなっている。
このカード使うのならば、やはりコンボに活路を見出したい。
上記の《闇の護封剣》とのコンボでエクストラデッキのモンスターへのバウンスを狙う、《強制転移》で自分のセットモンスターを送りつけて取り戻すなどが考えられる。
《ベビケラサウルス》の様な恐竜族をバウンスすれば、【恐竜族】得意の破壊によるコンボから展開を始められる事もあるだろう。
- モデルとなった恐竜は、世界で初めて化石が発見された恐竜「イグアノドン」だろう。
中生代白亜紀前期に生息していた草食性の恐竜で主にヨーロッパに広く繁栄し、約30頭もの全身骨格を遺したベルギー産の化石は特に有名。
体長7〜10メートル、体重4〜5トンと比較的大型の鳥脚類であり、前肢は5指で親指の15cm程の尖った爪が特徴的だが、この爪の用途は2020年代に入ってからもはっきりした結論が出ず議論の的となっている。
後肢は3趾で、普段は4本脚で歩き外敵に襲われた時に2本脚で走ったと想像される。
- アニメGXにおけるティラノ剣山の特徴的な語尾は、この恐竜の存在があってこそと言える。
ちなみに「イグアノドン」はラテン語で「イグアナの歯」を意味し、要するに「ドン」とは「歯」の意味である。
こういった名前になったのは、当時恐竜というものの存在が認知されておらず、当初イグアノドンの化石は「巨大なイグアナのものである」と誤認されていたからである。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:対象をとりますか?
A:対象をとります。(09/05/24)
Tag: 《ジュラック・イグアノン》 効果モンスター モンスター 星4 炎属性 恐竜族 攻1700 守700 ジュラック