《スフィラスレディ/Spherous Lady》 †
通常モンスター
星3/地属性/岩石族/攻 400/守1400
美女と思い近づくと、首筋を噛まれ全身の血を吸われてしまう。
Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−で登場した地属性・岩石族の下級モンスター。
レベル3の岩石族通常モンスターとしては、《岩石の巨兵》に大きく劣るが《デブリ・ドラゴン》に対応する唯一の存在である。
【ローレベル】で《デブリ・ドラゴン》を採用する場合なら採用の余地はある。
《ゴルゴニック・ガーディアン》を中心とした【岩石族】でも考慮できる。
- 美女と思わせるには相当無理のある容姿をしており、蛇のような容姿だが種族は岩石族になっている。
このちぐはぐさは、後述するDM4でのデザインとOCGでのデザインが大きく変更された事によるものである。
- 「スフィラス」の意味は不明。
英語名からすると「スフィア(Sphere、球体)」に形容詞語尾である「-ous」を付けたようなものとなっているが、特に球体などの要素は見られない。
他の言語では「Sphyra」という固有名詞のようなものとなっている。
- コナミのゲーム作品において―
初出はDM3の独自システム「コンストラクション」で作れるモンスターの一種。
このゲームではデュエル勝利時に通常のカードに加え、モンスターの上半身または下半身のパーツが入手でき、更に上下のパーツを組み合わせてオリジナルのモンスターを作成できる。
上半身・下半身ともに140種類のパーツがあり、No18の上半身(スフィラス)とNo18の下半身(レディ)を合わせたものが《スフィラスレディ》となる。
レベル・ステータスはOCGと共通だが、召喚魔族は幻想魔族で、種族は戦士族だった。
続くDM4ではコンストラクションは廃止されたが、7体の元コンストラクションモンスターが普通のモンスターとして収録されている。
こちらではステータス以外が変更されており、召喚魔族は土魔族、種族は岩石族、レベル5となっている。
このカードはその7体の中で最初にOCG化され、以降《ライトローミディアム》がOCG化するまでの約20年半もの間、唯一のOCG化されたコンストラクションモンスターであった。
- コンストラクションモンスターは、攻守は100刻みで最大2000、レベルは3〜6の間で無作為に決められている。
属性に相当する「召喚魔族」と種族も無作為に決められており、外見と召喚魔族・種族が全く合わないものが大半を占める。
竜・人間・怪物などの上半身と下半身を自由に合成できるため、上下がちぐはぐな外見になるものが多いが、上下で同じNoのパーツを使うと整った外見になる。
組み合わせは総勢9800種類と莫大な数であり、今のところ同じNoを持つパーツを組み合わせたものだけがOCG化されている。
- なぜかデザインがたびたび変更されているモンスター。
DM3では上半身・下半身ともに普通の踊り子のような女性であった。
DM4では上半身が女性型の石像・下半身が蛇のモンスターとなり、OCGと同様のテキストが与えられた。
OCGでは上半身が蛇のような顔の女性・下半身が蛇でありもはや爬虫類の要素しかないが、DM4から引き続き岩石族となっている。
- 他6体のコンストラクションモンスターは以下の通り
CPUでは、ステージ1のダイナソー竜崎が《ロングノーズブルーマンモス》を使用してくるのみ。
初期デッキで2番目の強さを誇る《ミューズの天使》と同じ能力を持っているので、DM4の序盤においては撃破に苦労するモンスターである。
関連カード †
―元コンストラクションモンスター
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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