《ズットモザウルス/Zuttomozaurus》 †
効果モンスター
星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 400
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに他の恐竜族モンスターが存在する限り、
相手モンスターはこのカードを攻撃対象に選択できない。
(2):自分フィールドの他のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
WORLD PREMIERE PACK 2024で登場した地属性・恐竜族の下級モンスター。
他に恐竜族が存在する場合に攻撃対象にならない永続効果、自分フィールドのカードを破壊する起動効果を持つ。
(1)は他の恐竜族が存在する場合に攻撃対象にならない効果。
低いステータスのこのカードにとってはありがたい効果だが、効果を無効化されたり、他の恐竜族が除去されてしまえば格好の的になってしまう。
あまり過信はせず、一時的な防御に使うくらいのつもりが良いだろう。
(2)は自身以外の自分フィールドのカード1枚を破壊する効果。
恐竜族は能動的な効果破壊をトリガーにする効果が多く、それらのコンボに役立つ。
とはいえ恐竜族には能動的な破壊手段も既に豊富にあり、《魂喰いオヴィラプター》・《珠玉獣−アルゴザウルス》などなら破壊と同時にアドバンテージを稼げる。
恐竜族以外も破壊できる点も展開する手間がいらずアドバンテージに優れる《ドラゴニックD》・メタルフォーゼなどがあり、能動的な破壊手段にはとにかくライバルが多いのがネック。
- カード名は「ズッ友」+「トモザウルス」だろう。
「ズッ友」は「(離れていても)ずっと友達」を略した言葉で、2000年代以降に女子高生を中心に流行した。
しかしどういうわけか、このカードは(1)で自分を守ってもらいながら、(2)でそのカードを破壊できてしまい、これを友達と呼べるのかは大いに疑問である。
一方的に守ってもらったあげく、その仲間を簡単に裏切るような効果を持つモンスターが「ズッ友」の名を冠しているのは、あまりにもパンチの効いた皮肉である。
- イラストでも、奥の恐竜は笑顔だが手前の恐竜は冷や汗を垂らし、とても対等な「ズッ友」の関係には見えない。
奥の恐竜が一方的に「ズッ友」と思い込んでいる、あるいは言い張っているだけなのだろう。
- 「ズッ友」は日本の流行語であり海外での知名度は高いとは言い難いのだが、このカードは海外先行発売である。
- コナミのゲーム作品において―
マスターデュエルでは、OCGで登場するよりも前に実装されており、OCGのカード名とテキストもこちらで先に判明していた。
関連カード †
収録パック等 †
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