《ダークリボー》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの悪魔族モンスターか融合モンスターが攻撃・効果の対象になった時、
このカードを手札から捨て、その内の1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは戦闘・効果では破壊されず、
そのモンスターがフィールドで発動した効果は無効化されない。
(2):このカードが効果で手札から墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を手札に加える。
Vジャンプ(2025年5月号) 付属カードで登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
自分フィールドの悪魔族か融合モンスターが攻撃・効果の対象になった時、このカードを手札から捨て、そのうち1体に戦闘・効果破壊耐性を付与し、そのモンスターがフィールドで発動した効果は無効化されなくなる誘発即時効果、効果で手札から墓地へ送られた場合、デッキ・墓地から《融合》1枚を手札に加える誘発効果を持つ。
(1)は自身を手札から捨てて、対象モンスターに耐性と無効化されない性能を付与する効果。
破壊耐性により維持をサポートしつつ、更に発動した効果が無効化されなくなるため、相手の妨害を掻い潜りやすくなる。
前者は複数のカードを消費して出した大型モンスターを維持したい場合に、後者は展開の起点となる小型モンスターの効果を安全に通したい場合に特に役立つ。
(2)は《融合》のサーチ・サルベージ。
トリガーは効果で手札から墓地へ送られることであるため、コストである(1)などには対応しない。
このカードの効果の性質も考慮にいれれば、融合素材として手札から墓地へ送るのが最もスムーズな方法となるだろう。
トリガーさえ満たすことができればデッキ・墓地から手札に加えられるため、《融合》を1枚採用しておけば序盤から終盤まで安定して発動できる。
融合素材にする以外でも《ナイトメア・ペイン》で破壊する等の方法でもトリガーになるが、《融合》をサーチするだけなら他の手段が豊富に存在する。
(1)を活かしたり、クリボーサポートを利用するといった方法で差別化を図りたい。
ただし、融合素材をトリガーにした運用を目指す場合に注意したいのは、このカードを融合素材にできるカードは意外と少ないという点である。
悪魔族の要素を持ち融合召喚を行うデッキの中では【有翼幻獣キマイラ】・【地縛】は比較的無理なくこのカードを融合素材にできるため、《融合》を採用するデッキタイプであれば考えられるか。
【暗黒界】であれば《暗黒界の門》や未界域でも(2)に繋がるが、《融合》のサーチを活かせるかは微妙なところだろう。
【DD】・【ファーニマル】はカテゴリモンスターにこのカードを融合素材にできるものがおらず、E−HEROは《覇王城》等が無い限りは《融合》では融合召喚できない点がやや噛み合わない。
とはいえ《マグナム・ザ・リリーバー》・《死霊公爵》・《ガーディアン・キマイラ》、《Aerial Eater》といった汎用カードの融合素材には使えるため、【DD】・【ファーニマル】ではそれらの融合素材にすることを目指すことになるか。
【悪魔族】以外では【ドラゴンテイル】と相性が良く、《星辰爪竜アルザリオン》の融合素材にしてサルベージすれば、(1)と(2)の両方を利用可能となる。
(1)の対象先の指定と、(2)の効果を踏まえると、悪魔族か融合モンスターを軸としたデッキでの採用となる。
自身も属する【クリボー】は悪魔族の割合が大きいため(1)の発動機会自体は作りやすい。
ただし、小型モンスター主体のクリボーに破壊耐性を付与しても有効活用できるかは盤面次第であり、下手に付与するとサンドバッグになりかねない点には気を付けたい。
融合モンスターは大型モンスターも少なくないため(1)の耐性付与は有効活用しやすいが、対象を取らない除去や無効化には無力な点は注意。
上記の通り(1)(2)は連動しておらず、無理に両方の効果を狙うよりもどちらかの効果のみに絞って運用しても良いだろう。
- カードを見る向きによってはオッドアイのように見えるデザインとなっており、その目の色はユベルやユベルと一体化した十代と同じである。
Vジャンプの公式Xではあえてオッドアイに見えるように写真を掲載しており、実物のカードだからこそできる表現として意図的に作られたものと思われる。
また、翼に関してもユベルと同じ形状になっている。
関連カード †
収録パック等 †
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