《ダイナレスラー・マーシャルアンガ/Dinowrestler Martial Anga》 †
効果モンスター
星5/地属性/恐竜族/攻1600/守 0
(1):自分の「ダイナレスラー」モンスターが、
その攻撃力以上の攻撃力を持つモンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、そのダメージステップ終了後にバトルフェイズを終了する。
(2):このカードがこのカードの効果を発動するために墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、
相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
DARK NEOSTORMで登場した地属性・恐竜族の上級モンスター。
ダイナレスラーの戦闘破壊を防いでバトルフェイズを終了する誘発即時効果、エンドフェイズに自己再生する誘発効果を持つ。
(1)は自身を手札から墓地へ送ることでダイナレスラーの戦闘破壊を防ぎ、バトルフェイズを終了させる効果。
相手のターンに守備表示になった《ダイナレスラー・カポエラプトル》などを守れば次のターンにリンク召喚などを狙いやすくなる。
バトルフェイズを強制終了させるため、後続の攻撃もしのげる。
防御手段としては、攻撃を受ける前にダイナレスラーが全て効果で除去されると使えなくなるのが難点。
なお、自分のターンでも使える。
自爆特攻によるダメージを受けるが、(2)の効果に繋げる事はできる。
(2)は(1)の効果を使うために墓地へ送られた場合、エンドフェイズに自己再生できるもの。
相手モンスターが自分のモンスターよりも多く存在する必要があるが、(1)が有効な局面では多数のモンスターで攻められていることが多いため、ある程度自然に満たしやすい。
メインフェイズ2での相手からの除去に対する牽制にもなる。
逆に、メインフェイズ2でリンク召喚などで相手がモンスターを減らす可能性もあるため、確実性はない。
そもそもフィールドでは効果も大した攻撃力も無いモンスターでしかないため、そこまで強く意識しなくてもいいだろう。
- カード名の由来は、「マーシャルアーツ」+「アンガトラマ」だろう。
- 「マーシャルアーツ(martial arts)」は日本語の「武芸」を英訳した言葉。
あるアメリカのプロ空手チャンピオンが自身を「マーシャルアーティスト」と称したことからプロ空手などを指すこともある。
また、まだ海外の格闘技術が日本ではメジャーではないころに有名劇画家が「マーシャルアーツ=米軍が使う格闘術」と自身の作中で解説したことにより、創作作品ではそういう意味で使われる事も多くややこしい言葉となっている。
- 「アンガトラマ」は、ブラジルで化石が発掘された肉食恐竜である。
白亜紀前期に生息し、体長8mほどで、ブラジル・トゥピ族の言葉で「勇猛なる者・気高き者」などの意味の名を持つ。
スピノサウルスの近縁種であり、あちらと同様にワニを思わせる頭部、魚を獲るのに適した鉤爪や、背中にも帆こそないが特徴的な盛り上がりが見られる。
ただ、この恐竜はほぼ同時期・同じ場所で発見されている「イリタトル」という恐竜と同一(シノニム)なのではないかという説が存在し、その場合後から発見されたアンガトラマの名は消滅してしまう可能性が高い。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《ダイナレスラー・マーシャルアンガ》 効果モンスター モンスター 星5 地属性 恐竜族 攻1600 守0 ダイナレスラー