《デス・ドーナツ/Doom Donuts》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
リバース:フィールド上に表側表示で存在する
元々の攻撃力または元々の守備力が0のモンスターを全て破壊する。
ジャンプフェスタ2011 プロモーションカードで登場した闇属性・悪魔族の下級リバースモンスター。
リバースした場合に元々の攻撃力(守備力)が0のモンスターを破壊する誘発効果を持つ。
破壊できるのは元々の攻撃力(守備力)が0のモンスターに限られており、範囲は狭い。
しかし、破壊できるモンスターの中には《フォトン・スラッシャー》・《幽鬼うさぎ》・羊トークンなどよく見かけるモンスターも存在するため、タイミング次第では大きなアドバンテージを狙える。
また、インヴェルズやフォーチュンレディなどの一部のカテゴリデッキには大打撃を与えることができる。
属性やステータスからサーチ・サルベージ手段に恵まれており、フィールドに用意するのも難しくない。
ただ、リバースした場合に発動する誘発効果であることが致命的。
セットしたこのカードを裏側表示のまま除去されてしまえば、簡単に対処されてしまう。
また、このモンスターで破壊できる汎用性の高いモンスターは大抵素材としてすぐに墓地へ送られてしまうため、フィールドに残っていることが少ない。
そのため、相手バトルフェイズや自分メインフェイズにリバースした場合は破壊できる相手モンスターがいない、ということも十分ありうる。
有効利用したい場合は、このカードをリバースできるフリーチェーンのカードを併用し、相手が展開する途中でリバースするなどの工夫が必要になるだろう。
元々の攻撃力(守備力)を参照するため、基本的に強化や弱体化があっても関係ない。
元々の攻撃力(守備力)自体が変動した場合はこの限りではないが、そのようなコンボは限定されるため難しいだろう。
自身のステータスが0であり、事前に《魔サイの戦士》を置くなどでフォローしない限り、この誘発効果が発動すると自身も効果破壊される。
戦闘でリバースした場合、ダメージ計算後のタイミングで自身を効果破壊する為、《ハイドロゲドン》等の戦闘破壊をトリガーとするモンスター効果の発動を防ぐ事ができる。
自分のモンスターも破壊されることを利用して、《ユベル》や機皇帝等のトリガーとすることも可能。
しかしリバースした場合に発動する誘発効果であることを考えると、すぐに効果を使用できるカードの方が優先されるだろう。
- 「ドーナツ」とは小麦粉を主成分とする揚げ菓子の一種である。
真ん中に穴が空いた輪っか状に成形した「リングドーナツ」が代表的で、この形に至った経緯は諸説あり、判然としないが、19世紀中頃あたりから見られるようになったという。
自身のステータスおよび破壊するモンスターのステータスが「0」なのは、このリングドーナツの形状にちなんでのことだろう。
リバースモンスターである所以も、ドーナツは揚げる際に熱を均等に通すため一度ひっくり返す必要があるからだろう。
- 原作・アニメにおいて―
アニメZEXALII92話で、学園祭の「モンスターカフェ」のメニューとして小鳥が出したカードの一枚。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:攻撃力、守備力の記載が「?」または「0」で元々の攻撃力と守備力が両方が変化するモンスターは破壊できますか?(《キメラテック・オーバー・ドラゴン》や《メガロック・ドラゴン》など)
A:自身の効果により元々の攻撃力と守備力が変化して両方とも0でない場合は破壊されません。(10/12/22)
Q:攻撃力または守備力の記載が「?」で自身の効果で変化している数値を元々の数値として扱わないモンスターは破壊されますか?(《トラゴエディア》など)
A:はい、破壊されます。(10/12/24)
Q:元々の攻撃力と元々の守備力の両方が「0」のモンスターは破壊されますか?
A:はい、破壊されます。(10/12/22)
Q:カードの効果によって元々の攻撃力または元々の守備力が「0」に変化しているモンスターは破壊されますか?
A:はい、破壊されます。(10/12/22)
Q:裏側守備表示のこのカードが攻撃を受けてリバースし戦闘破壊が確定し、このカードのリバース効果が発動した場合、このカードは戦闘とリバース効果のどちらによって破壊された扱いになりますか?
A:この場合、自身のリバース効果によって破壊された扱いになります。(10/12/22)
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