《ニコイチ》 †
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の墓地から機械族・闇属性モンスター1体を除外して発動できる。
「モータートークン」のトークン名が記されたモンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドの表側表示の機械族・闇属性モンスターが戦闘以外で墓地へ送られた場合、
このカードを除外して発動できる。
自分フィールドに「モータートークン」(機械族・地・星1・攻/守200)1体を攻撃表示で特殊召喚する。
PREMIUM PACK 2025で登場した通常魔法。
墓地の闇属性・機械族1体を除外する事でモータートークンのトークン名が記されたモンスター1体を手札・デッキ・墓地から特殊召喚する効果、自分フィールドの闇属性・機械族が戦闘以外で墓地へ送られた場合に、このカードを墓地から除外し、モータートークン1体を攻撃表示で生成する効果を持つ。
(1)はモータートークンがテキストに記されたモンスターの特殊召喚。
手札・デッキ・墓地と幅広い個所から展開でき、展開後の使用にも特に制限は生じない。
墓地コストとして機械族・闇属性が必要だが、《モーター・カイザル》の効果からデッキを組む上で機械族・闇属性中心となりやすいため、コストの確保も容易だろう。
なお、特殊召喚先のモンスターも全て機械族・闇属性に該当するが、帰還には対応していないので、コストにしたものは展開できない点に注意。
展開先は、リンク素材等にすることで容易にモータートークンを展開できる《モーターシェル》が筆頭候補となるだろう。
他にも効果破壊でのコンボを狙える《モーター・カイザル》や、高打点を得られる《デモニック・モーター・Ω》も候補となる。
(2)は自身を墓地コストにしたモータートークンの生成。
トリガーは機械族・闇属性を適当なリンク素材やリリースに用いたり、《モーター・カイザル》の(2)で除去すれば能動的に発動できる。
発動そのものは容易いが、(1)と同一ターンに使用できないのでタイムラグが生じやすい点は意識したい。
- 「ニコイチ(二個一)」とは、「二個以上の中古機械から使える部品を集めて一個の機械を作る」手法を意味する俗語で、「共食い整備」とも呼ばれる。
このカードの効果は、どちらもこのカード+機械族・闇属性モンスターを使って新たな機械族を作り出すものになっている。
- 漫画版では実際に墓地から「複数の中古機械」をコストとしていたが、OCG化に際して除外コストは1枚となり(漫画版でもコストが一体の場合でも発動可能であったが)、利便性は増したが「ニコイチ」らしさは失われてしまっている。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《ニコイチ》 魔法 通常魔法