《ノーマテリア/Gnomaterial》 †

効果モンスター
星１/地属性/天使族/攻   0/守1000
このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドにカードが存在せず、相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合、
このカードを手札から捨て、相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターはリリースできず、融合・Ｓ・Ｘ・リンク召喚の素材にもできない。

　EXTRA PACK 2019で登場した地属性・天使族の下級モンスター。
　相手の表側表示モンスターを、そのターンリリース及び各種素材にできなくする誘発効果を持つ。

　そのターン中の利用のほとんどを制限できるため、相手のテンポ・アドバンテージを失わせることができる。
　特に《ローンファイア・ブロッサム》のような、展開の起点にはなるがステータスが低いモンスターに対して発動できれば、返しのターンの戦闘ダメージも期待できる。
　高速化した環境では相手の動きを１ターンでも鈍らせることの影響は大きいため、このカードができることの重要性は高い。

　ただし、「自分フィールドのカードが存在しない時」という発動条件の関係上、相手の先攻１ターン目以外は腐る可能性が高く、《ディメンション・アトラクター》などと同様、先攻１ターン目での妨害を目的に採用することとなるだろう。
　特殊召喚に成功したタイミングにしか発動できないのもネックであり、上記のようなモンスターでも通常召喚されたものはまず止められない。
　また、コストへの利用に関しても除外や墓地へ送るもの等は発動を許してしまう。

　似たような効果を持つ《朔夜しぐれ》の存在もある。
　こちらは素材への使用に関しての拘束力の確実性や特殊召喚したモンスター以外も対象にできる点で勝るが、あちらはコストへ使われた際にも効果を適用できる。
　特にフィールドの状況に左右されないというのは強く、２ターン目以降も腐らないことを考えると汎用性で劣るのは否めない。

　その弱点を踏まえた上で初手に来やすいように枚数を増やすかどうかは環境を見て決めておきたい。

  • カード名は、「ノーム(gnome)」の女性形である「ノーマ(gnoma)」と「素材(マテリアル/material)」をかけている。
    素材にできなくするという効果の特性とイラストで発掘作業を反対している点を踏まえると、「No Material」ともかけているとも解釈できる。
↑

関連カード †

↑

収録パック等 †

↑

FAQ †

Ｑ：《ノーマテリア》の効果で「リリースできず、融合・Ｓ・Ｘ・リンク召喚の素材にもできない。」状態になっている《青眼の白龍》を《月の書》で裏側守備表示にしました。
　　《青眼の白龍》の「リリースできず、融合・Ｓ・Ｘ・リンク召喚の素材にもできない。」状態は維持されますか？
Ａ：いいえ、裏側守備表示になったのであれば、「リリースできず、融合・Ｓ・Ｘ・リンク召喚の素材にもできない。」効果の適用はなくなります。(19/09/15)

Ｑ：《ノーマテリア》の効果を受けているモンスターを墓地へ送って《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》を特殊召喚することはできますか？
Ａ：はい、そのモンスターを墓地へ送り、《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》を特殊召喚できます。(19/09/15)

Tag: 《ノーマテリア》 効果モンスター モンスター 星1 地属性 天使族 攻0 守1000

広告