遊戯王カードWiki - 《ビッグホーン・マンモス》

《ビッグホーン・マンモス/Big-Tusked Mammoth》 †

効果モンスター
星５/地属性/獣族/攻2000/守1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手フィールド上モンスターは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。

　類似効果を持つカードには《怨霊の湿地帯》があるが、あちらと違い相手のみ効果が適用されるため、相手の攻め手を緩めることはできる。
　モンスター除去や《サベージ・コロシアム》を絡めれば相手の攻撃に対してそこそこのロックをかける事もできるだろう。
　もっとも後述の問題や一切の耐性を持たない点からも、簡単に突破されてしまうことは想像に難くなく、現環境において力不足な面は否めない。

　一番の問題は上級モンスターでありながら多少強化した下級モンスターにすら戦闘破壊されるステータスである。
　相手が新たに出したモンスターに即座に戦闘破壊されることはないとはいえ、自分のターンに処理できなければ意味がない。

　ただし、これらの問題点は獣族サポートを使うことである程度緩和できる。
　メルフィーとは相性がよく、相手ターンに《メルフィー・キャシィ》でサーチ、《メルフィー・フェニィ》で手札から特殊召喚することができる。
　相手が展開しきったタイミングで特殊召喚することができれば、《メルフィーのかくれんぼ》の効果も併せて多少場持ちも良くなるだろう。
　また、《エアーズロック・サンライズ》や《キャトルミューティレーション》などの特殊召喚手段の豊富さから重さに関しては問題になりにくい。
　レベル５の地属性・獣族というステータスであり、《ユニコーンの導き》での帰還や下級獣族から《トランスターン》でリクルートすることも可能である。

原作・アニメにおいて―
米国で制作された『遊戯王カプセルモンスターズ』(Yu-Gi-Oh! Capsule Monsters)でアレキサンダー大王の部下が使用。
長い鼻と牙による攻撃で本田を苦しめるが、《シャベル・クラッシャー》が作った落とし穴で倒された。
- アニメARC-Vの第３話において、LDSの小テストにこのカードの守備力を答える問題が確認できる。