遊戯王カードWiki - 《ブレンＤ》

《ブレンＤ(ディフォーマー)/Morphtronic Mix-up》 †

通常罠
自分フィールド上に「Ｄ（ディフォーマー）」と名のついたモンスターが
２体以上表側表示で存在する場合、
相手フィールド上に存在するカードを２枚選択して発動する。
相手はその中から１枚を選択し、相手が選択したカード１枚を破壊する。

　CRIMSON CRISISで登場した通常罠。
　ディフォーマーが複数存在する場合に相手フィールドのカード２枚を選択し、相手が選んだ１枚を破壊する効果を持つ。

　フリーチェーンで破壊するカードの種類も問わない１：１交換だが、発動条件が厳しく確実性がないのが難点。
　自分フィールドに２体のディフォーマーが必要な上、相手が選ぶのでその時点で脅威となっているカードは概ね破壊できない。

　一応、相手がシンクロ召喚・エクシーズ召喚するためにモンスターを並べた時点で発動し、そのモンスター２体を選択すれば妨害はできる。
　その他に《リビングデッドの呼び声》と、その効果で蘇生させたモンスターという具合に、一方を破壊するともう一方も自壊する２枚を選んでも確実に妨害できる。
　複数のリンクモンスターを素材とするリンク召喚に対しては特に刺さり、高リンクのリンクモンスターを妨害できる。

　相手フィールドにセットされている魔法カードや罠カードを選択する場合には、チェーン発動されてアドバンテージを得られない恐れがある。
　選択したカードがチェーンされた場合、チェーン処理終了時まではフィールド上に残っているため、発動したカードを破壊する選択が可能である。

通常、対象をとる（指定する）効果はサクリファイス・エスケープで回避できるが、このカードは効果処理時に一方がフィールドに残っていない場合、残っている方を破壊しなければならないためサクリファイス・エスケープが難しい。
完全に回避するには選ばれた両方をフィールドから離す必要がある。

このカードの発動に《砂塵の大竜巻》等をチェーンし、《ブレンＤ》の対象になっているカードを先回りして破壊することで、対象をとったカードを間接的に２枚とも破壊することができる。
発動タイミングは限られるが《次元幽閉》や《奈落の落とし穴》でも可能なので覚えておきたい。

カード名は「混ぜ合わせる」を意味する「ブレンド(Blend)」と掛けているのだろうか？
英語名は同じような意味のある「Mix up」が使用されている。
イラストでは《Ｄ・クロックン》と《Ｄ・ボードン》が合体して（混ざり合って）攻撃しているようである。

Ｑ：効果処理時に自分フィールドにディフォーマーが存在しなくても処理は発生しますか？
Ａ：はい、発生します。（08/11/15）

Ｑ：このカードで選択した２枚の内、１枚が効果処理時に存在しなくなった場合、効果は不発になりますか？
Ａ：この場合不発にはならず、相手は残ったカードを選択し、このカードの効果で破壊します。(08/11/15)

Ｑ：このカードで選択したセットされた魔法・罠カードをチェーンされた場合、相手は発動したカードを選択し破壊できますか？
Ａ：その場合、相手は発動したカードを選択し破壊する事ができます。(08/11/20)

広告