《リバイバル・ギフト/Revival Gift》 †
通常罠
自分の墓地に存在するチューナー1体を選択し特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
相手フィールド上に「ギフト・デモン・トークン」(悪魔族・闇・星3・攻/守1500)2体を特殊召喚する。
CROSSROADS OF CHAOSで登場した通常罠。
チューナーを蘇生させ、相手のフィールドにギフト・デモン・トークンを生成する効果を持つ。
単にチューナーを蘇生したいだけならば、非チューナーも蘇生可能な《戦線復帰》で十分なので、相手フィールドに特殊召喚される2体のギフト・デモン・トークンを利用することになる。
ギフト・デモン・トークンは放置すると高確率でリンク素材やコストとして逆利用されてしまうため、早々にこちら側で処理したい。
《トークンコレクター》はギフト・デモン・トークンを処理しつつ特殊召喚でき、そのまま蘇生したチューナーとシンクロ召喚に繋げられる。
《洗脳解除》・《所有者の刻印》があればまとめてコントロール奪取できるが、この場合は《おジャマトリオ》・《ナイトメア・デーモンズ》・《おジャマデュオ》辺りと競合することになる。
他のトークンを活用する戦術としては、以下のようなものが挙げられる。
- 《竜の闘志》での連続攻撃回数を増やす。
- 全体攻撃で一掃しつつ戦闘ダメージの合計を増やす。
特に《スターダスト・チャージ・ウォリアー》は、シンクロモンスターなので併用しやすい。
- 同属性のモンスターを特殊召喚する点を生かし、《神禽王アレクトール》の能動的な特殊召喚に繋げる。
- 《超融合》でギフト・デモン・トークンを融合素材として《始祖竜ワイアーム》や《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》を融合召喚する。
- 《生存境界》でギフト・デモン・トークンを破壊し、恐竜族をリクルートする。
蘇生するだけなら他に使いやすいカードが多くあるため、これらのコンボを意識して採用する事になるだろう。
ただし、コンボに気を取られて相手モンスターに対処できなくなってしまっては本末転倒なので注意したい。
- 発動時、MCが「キングにとって一見不利な状況」と発したように「ピンチを演出し、鮮やかな反撃を持って、観客のカタルシスを掴む」という、キング時代のジャックのデュエルを象徴するかのような1枚である。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスではトークン生成が相手の展開妨害として機能し、その運用を防止するために20/10/14よりLIMIT1指定となった。
モンスターゾーンの数が3つと少なく、当時はリンクモンスターも登場していなかった事がOCGよりも有用性を高めた原因である。
また、この規制の直前に同ゲームに導入されたエクシーズ召喚へのメタとして機能する点も考慮されたものと思われる。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:チューナーの蘇生に失敗した場合、ギフト・デモン・トークンは生成されますか?
(例:このカードの発動にチェーンして《おジャマトリオ》を発動させられ自分のモンスターゾーンが全て埋まって特殊召喚できなかった場合。)
A:その場合でも特殊召喚されます。(08/07/21)
Q:特殊召喚したトークンの表示形式はどちらのプレイヤーが決めますか?
A:このカードを発動したプレイヤーが決定します。(08/07/21)
Q:《洗脳解除》を発動した時、ギフト・デモン・トークンのコントロールはどうなりますか?
A:このカードを発動したプレイヤーにコントロールが移ります。(08/07/21)
Q:チューナーの蘇生とギフト・デモン・トークンの特殊召喚されるタイミングは同時ですか?
A:同時です。(08/07/21)
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