《ヴァーチュ・ストリーム/Virtue Stream》 †
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの魚族・海竜族・水族モンスター1体と相手フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターが水属性の場合、このターン、対象のモンスターは1度だけ効果では破壊されない。
それ以外の場合、対象のモンスターは水属性になる。
RAGE OF THE ABYSSで登場した通常罠。
自分フィールドの魚族・海竜族・水族1体と相手フィールドのカード2枚を破壊する効果、墓地の自身を除外する事で、フィールドの表側表示モンスター1体へ、水属性であれば効果破壊耐性を付与し、水属性以外であれば水属性にする効果を持つ。
(1)は自分フィールドの魚族・海竜族・水族1体と相手フィールドのカード2枚を破壊する効果。
魚族・海竜族・水族版の《相剣暗転》のような2:2交換除去である。
あちら同様フリーチェーンであることを活かしてサクリファイス・エスケープなどに利用すればアドバンテージを増やせる。
魚族に関しては除去枚数が減る代わりにドローできる《フィッシャーチャージ》とは一長一短の相互互換となる。
破壊をトリガーとして利用できる点が特徴で、氷水や《水精鱗−アビスリンデ》、ティアラメンツなどとコンボすることが可能。
エクストラデッキのモンスターも《No.37 希望織竜スパイダー・シャーク》、《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》、《CNo.101 S・H・Dark Knight》、《グレイドル・ドラゴン》等が該当し、これらを破壊しそれぞれの効果に繋げられる。
破壊を防げる《CX−N・As・Ch Knight》や《No.101 S・H・Ark Knight》を対象にするのも良いだろう。
またこのカードの特徴として《リヴァーチュ・ドラゴン》によってサーチでき、あちらは相手ターンに維持したいカードではないため、サーチ役兼破壊先として利用でき【ランク3】で妨害手段となり得る。
《バハムート・シャーク》から《リヴァーチュ・ドラゴン》を特殊召喚してもサーチできるため、【バハムート・シャーク】に制圧狙いで出張採用するのも良いだろう。
《リヴァーチュ・ドラゴン》に《エクシーズ・アーマー・フォートレス》を重ねて《フル・アーマード・エクシーズ》をサーチする方法で破壊を防ぐこともでき、最終的に《FA−ダーク・ナイト・ランサー》を重ねれば水族なので対象に適する。
(2)は表側表示モンスター1体の属性によって適用する効果が変わる。
水属性であれば1度きりの効果破壊耐性の付与が可能。
墓地効果もフリーチェーンであるため、主に相手の効果破壊にチェーンして自分の水属性を守るために利用することになるだろう。
自分の破壊効果からも守れるため、《ブラック・ホール》から生存させたり、同名カードにチェーンして1:2交換の除去にするような使い方も可能。
水属性でなければ水属性にする効果。
自分のモンスターに適用するなら水属性サポートを受けられるようになり、水属性を要求する素材にする場合に役立つ。
相手モンスターにも適用できるため、その場合は逆に属性サポートを腐らせたり属性指定の素材を使えなくするようなこともできる。
その他、《ステルス・クラーゲン・エフィラ》や《ダイヤモンド・ダスト》の除去範囲に当てはめるといった使い方も可能。
《クリスタル・シャーク》によって弱体化と展開を同時に仕掛けるのも有効である。
関連カード †
―類似効果
―イラスト関連・サポートカード
収録パック等 †
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