《暗黒界の雷/Dark World Lightning》 †
通常魔法
(1):フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
そのセットされたカードを破壊する。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
ELEMENTAL ENERGYで登場した通常魔法。
フィールドの裏側表示カード1枚を破壊し、その後自分の手札を1枚捨てる効果を持つ。
伏せカードならばモンスターでも魔法・罠カードでも除去できるが、捨てるべき手札がないと発動できず、チェーンされて対象を表側表示にされると不発に終わるなど使い辛い点が目立つ。
スペルスピードなどの点も含め、基本的には同じ手札消費で汎用的な除去ができる《サンダー・ブレイク》等の方が使いやすい。
このカードの本質は「効果で手札を捨てる」点にあり、カード名の通り暗黒界の効果のトリガーとなる。
同じく【暗黒界】でのトリガー役となる通常魔法には、《暗黒界の取引》・《暗黒回廊》・《暗黒界の援軍》などが挙げられる。
こちらは対象が限定的とはいえ除去が行えるため、後攻での初動にはより適している。
一方で、先述の通り伏せカードがなければ発動できず、不発になれば捨てる事もできない事から安定性で劣るため、その点を吟味した上で採用枚数を検討したい。
- 強引な解釈ではあるが、相手の伏せカードを暴発させるという考え方もできる。
- 相手にとってあまり得でないタイミング
チェーンして発動できても相手にとって効率が悪い場合。
(例えば「後の展開に備えて温存しておきたかったが、このまま破壊されるよりマシ」という状況)
あるいは、発動が適切なタイミングでないなら無駄遣いどころか余計な損をする場合がある。(《おとり人形》を参照)
関連カード †
―類似効果
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:セットされた永続罠を対象にして発動した場合、そのカードを発動されたら、このカードの効果は不発になりますか?
A:不発になり、手札を捨てる事もできません。
Q:手札がない場合このカードを発動できますか?
A:いいえ、できません。(08/04/15)
Q:相手フィールド上に裏側守備表示でセットされた《渋い忍者》を対象にこのカードを発動した時、相手がその《渋い忍者》を対象に《硫酸のたまった落とし穴》を発動しました。
この時、効果処理時に一旦表側表示となった後、守備力が2000を上回っている為もう一度裏側守備表示になりますが、その後このカードの正しい対象として《渋い忍者》を破壊できますか?
(一度表になった時点で対象から外れるのか、あるいは表示形式が変化した事で別カード扱いとなるのか?)
A:その場合選択したモンスターは破壊できず、手札を捨てる効果は適用されません。(13/05/01)
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