《影依の原核/Shaddoll Core》 †
永続罠
(1):このカードは発動後、効果モンスター
(魔法使い族・闇・星9・攻1450/守1950)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたこのカードを「シャドール」融合モンスターの融合素材とする場合、
そのカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる。
このカードは罠カードとしても扱う。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、
「影依の原核」以外の自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
ザ・デュエリスト・アドベントで登場した永続罠。
罠モンスターの1体であり、シャドール融合モンスターの融合素材となる際に別の属性の融合素材の代用にできる永続効果、カードの効果で墓地へ送られた場合にシャドールの魔法・罠カード1枚をサルベージできる効果を持つ。
(1)の属性の融合素材を代用する効果により、シャドール融合モンスターを使い分けることができる。
また、効果による代用のため、《DNA移植手術》が適用されていても問題ない。
ただ、シャドール融合モンスターには神属性を除く6属性が存在しているものの、無理をしてでも出したいモンスターはいない。
一応、使い分け可能な上、(2)の効果でアドバンテージを稼げるため、状況に応じた融合モンスターを狙うという運用になる。
(2)の効果はシャドール魔法・罠カードをサルベージする効果。
罠カードの常として、発動に1ターン要するのはネックなのだが、発動前に除去されてもこの効果が機能するのでディスアドバンテージを回復できる。
その点では《死霊ゾーマ》や《メタル・リフレクト・スライム》よりも優れていると言えるだろう。
タイミングを逃すことがなく、罠モンスターとして特殊召喚されている必要もないので、フィールド以外から墓地へ送られてもよい。
融合素材とするほか、儀式召喚のリリースや《手札抹殺》などのディスアドバンテージを軽減できる。
サルベージ対象はデッキの核たる《影依融合》と《神の写し身との接触》が基本となるだろう。
特に《神の写し身との接触》は罠カードゆえに発動が遅くなってしまうというこのカードの欠点を補ってくれるため、相性が良い。
デッキや手札では罠カードなので、デッキや手札のこのカードを融合素材にし、(2)の効果を発動することはできない。
《影依融合》でデッキ融合を行いつつ、このカードの(2)の効果を発動させたい場合は、融合素材とした《シャドール・リザード》の(2)の効果でこのカードを墓地へ送るか、《エルシャドール・ネフィリム》を融合召喚し、あちらの(1)の効果でこのカードを墓地へ送ればよい。
(2)の効果を有していることから、ブラフや《マジカルシルクハット》の通常モンスター化するカードとしても有効。
ただし、発動条件はあくまで効果で墓地へ送られた場合のみであり、戦闘破壊時には発動できない。
罠モンスターであることを利用し、特殊召喚しやすいレベル9・魔法使い族としても活用できる。
《ワンダー・ワンド》や《ルドラの魔導書》、《ディメンション・マジック》に対応し、後者2枚は効果で墓地送り・リリースを行うのでこのカードのサルベージ効果も発動できる。
唯一のレベル9罠モンスターであり、《星遺物の胎導》や《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》の対象としても使いやすく、ランク9エクシーズモンスターに繋げれられる。
- 『このカードは発動後、効果モンスター(魔法使い族・闇・星9・攻1450/守1950)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する』・『このカードは罠カードとしても扱う』の部分は「罠カードとしての効果」として扱う。(19/12/07)
- 『この効果で特殊召喚されたこのカードは、「シャドール」融合モンスターカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる』の部分は「モンスターとしての効果」として扱い、分類は永続効果である。(19/12/07)
関連カード †
―イラスト関連
―《影依の原核》が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:《クリムゾン・ブレーダー》が戦闘によって《影依の原核》を破壊した場合、《クリムゾン・ブレーダー》の『このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、次の相手ターン、相手はレベル5以上のモンスターを召喚・特殊召喚する事ができない』効果は発動しますか?
A:《影依の原核》がモンスターカードとして扱われるのは、自身の効果によって特殊召喚され、モンスターゾーンに存在している間のみです。
戦闘によって破壊された《影依の原核》はモンスターカードとして墓地へ送られたことにはなりません。(墓地では罠カードとしてしか扱われません。)
したがって、《クリムゾン・ブレーダー》の『このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、次の相手ターン、相手はレベル5以上のモンスターを召喚・特殊召喚する事ができない』効果は発動しません。(17/03/24)
Q:『(1):このカードは発動後、効果モンスター(魔法使い族・闇・星9・攻1450/守1950)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する』効果によって効果モンスター扱いとなっている《影依の原核》2枚を融合素材として、《エルシャドール・ネフィリム》を融合召喚することはできますか?
A:《影依の原核》は自身の『(1):このカードは発動後、効果モンスター(魔法使い族・闇・星9・攻1450/守1950)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する』効果によって、効果モンスター扱いとしてモンスターゾーンに存在している場合、「シャドール」モンスターとしても扱われます。
また、『この効果で特殊召喚されたこのカードは、「シャドール」融合モンスターカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる』効果が適用されており、融合召喚の素材とする際には、テキストに記されている闇属性以外の属性のモンスターとして使用することができますので、1枚を光属性のモンスターとして使用するのであれば、《影依の原核》2枚を融合素材として《エルシャドール・ネフィリム》を融合召喚することができます。(17/03/24)
Q:発動後、効果モンスターとなり、モンスターゾーンに特殊召喚されている《影依の原核》を対象として、《エフェクト・ヴェーラー》の効果が発動した場合、《影依の原核》の効果はどうなりますか?
A:発動後、効果モンスターとなり、モンスターゾーンに特殊召喚されている《影依の原核》は、『この効果で特殊召喚されたこのカードは、「シャドール」融合モンスターカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる』効果を持つ効果モンスターとして、フィールドに存在しています。
したがって、《エフェクト・ヴェーラー》の効果が適用された場合、その『この効果で特殊召喚されたこのカードは、「シャドール」融合モンスターカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる』効果が無効になります。
なお、『このカードは罠カードとしても扱う』はモンスターの効果の扱いではありませんので、《エフェクト・ヴェーラー》等の効果によって無効になることはありません。(17/03/24)
Q:自身の『(1):このカードは発動後、効果モンスター(魔法使い族・闇・星9・攻1450/守1950)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたこのカードを「シャドール」融合モンスターの融合素材とする場合、そのカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる。このカードは罠カードとしても扱う』効果によって、効果モンスター扱いとなっている《影依の原核》が自分のモンスターゾーンに表側表示で存在しています。
この状況で、《サブテラーの継承》の『●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、モンスター1体を選んで墓地へ送り、同じ属性でカード名が異なるリバースモンスター1体をデッキから手札に加える』効果を発動し、《影依の原核》を墓地へ送った場合、効果処理はどうなりますか?
A:質問の状況のように、《サブテラーの継承》の効果によって自分のモンスターゾーンから墓地へ送るモンスターとして、効果モンスター扱いとなっている《影依の原核》を墓地へ送ることはできます。
その場合、《影依の原核》は闇属性のモンスターとして扱われていますので、デッキから闇属性のリバースモンスター1体を選び、手札に加えることになります。(18/10/29)
Q:自身の『(1):このカードは発動後、効果モンスター(魔法使い族・闇・星9・攻1450/守1950)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたこのカードを「シャドール」融合モンスターの融合素材とする場合、そのカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる。このカードは罠カードとしても扱う』効果によって効果モンスター扱いとなっている《影依の原核》を対象として、《彼岸の悪鬼 ファーファレル》の『(3):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをエンドフェイズまで除外する』効果を発動できますか?
A:発動できます。
その場合、除外された《影依の原核》はエンドフェイズにモンスターゾーンに戻りますが、フィールドに戻った《影依の原核》はモンスターとしては扱われませんので、ただちに墓地へ送られます。(23/10/08)
Q:自分の魔法&罠ゾーンにセットされている《影依の原核》を対象として相手が《サンダー・ブレイク》を発動しました。
その発動にチェーンして、その《影依の原核》を発動した場合、どうなりますか?
A:先に《影依の原核》の『(1):このカードは発動後、効果モンスター(魔法使い族・闇・星9・攻1450/守1950)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたこのカードを「シャドール」融合モンスターの融合素材とする場合、そのカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる。このカードは罠カードとしても扱う』処理を行います。
その後、《サンダー・ブレイク》の効果の処理によってモンスターゾーンの《影依の原核》が破壊されることになります。(特殊召喚後も罠カードとして扱いますので、特殊召喚されたことによって対象から外れることはありません。)(24/05/06)
(2)の効果について †
Q:(2)の効果をダメージステップに発動できますか?
A:はい、できます。(14/04/19)
Q:このカードのカードの発動にチェーンして相手が《No.23 冥界の霊騎士ランスロット》の(3)の効果でこのカードのカードの発動を無効にした場合、自分はこのカードの(2)の効果を発動できますか?
A:発動できます。(16/08/05)
Q:自分が《影依の原核》の『(1):このカードは発動後、効果モンスター(魔法使い族・闇・星9・攻1450/守1950)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたこのカードは、「シャドール」融合モンスターカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる。このカードは罠カードとしても扱う』効果を発動した際に、相手がチェーンして《王宮のお触れ》を発動し、効果が無効化された《影依の原核》は自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で存在しています。
この状況で、『このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる』方法によって、その《影依の原核》をリリースして《真竜拳士ダイナマイトK》をアドバンス召喚した場合、墓地へ送られた《影依の原核》の『(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、「影依の原核」以外の自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える』効果を発動することはできますか?
A:質問の状況の場合、《影依の原核》は《真竜拳士ダイナマイトK》のアドバンス召喚のリリースのために墓地へ送られています。
この時、リリースされ墓地へ送られた《影依の原核》は、カードの効果によって墓地へ送られた扱いにはなりません。
したがって、この場合、墓地へ送られた《影依の原核》の効果を発動することはできません。(17/03/24)
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