《炎星師−チョウテン/Brotherhood of the Fire Fist - Spirit》 †
チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/獣戦士族/攻 500/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードをS素材とする場合、獣戦士族モンスターのS召喚にしか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の守備力200以下の炎属性・レベル3モンスター1体を対象として発動できる。
その炎属性モンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功したターン、獣戦士族以外の自分のモンスターは攻撃できない。
週刊少年ジャンプ(2012年35号) 付属カードで登場した炎属性・獣戦士族の下級モンスターのチューナー。
獣戦士族以外のシンクロ素材にできない効果外テキストと、召喚に成功した時に守備力200以下の炎属性・レベル3を蘇生させる誘発効果を持つ。
レベル3軸の【炎星】のキーとなるモンスター。
召喚に成功した時にレベル3の炎属性を蘇生できるため、レベル6のシンクロ召喚かランク3のエクシーズ召喚に繋げられる。
《炎舞−「天キ」》や各種炎星によるサーチ、《炎舞−「天枢」》による召喚権増加に対応しており、モンスター効果の発動は非常に容易。
墓地に落ちても《炎星皇−チョウライオ》によるサルベージ、更には《真炎の爆発》による蘇生にまで対応している。
このカード1枚からシンクロ召喚できるものの、獣戦士族しかシンクロ召喚できないデメリットを持つため、シンクロモンスターの選択肢は狭い。
このうち自身と蘇生したモンスターとでシンクロ召喚できるのは、《炎星侯−ホウシン》・《天狼王 ブルー・セイリオス》・《獣神ヴァルカン》の3体。
《こう炎星−リシュンキ》と《XX−セイバー ガトムズ》は、レベルや非チューナーの縛りの関係上シンクロ召喚しづらいため、基本的には上記3体を用いることになる。
《炎星侯−ホウシン》をシンクロ召喚した場合、《立炎星−トウケイ》をリクルートする事でこのカードを含めた炎星をサーチできる。
このカードの展開に《炎舞−「天キ」》や《炎舞−「天枢」》を使用していれば、《立炎星−トウケイ》の効果でさらにアドバンテージを稼げる。
この動きに関しては《速炎星−タイヒョウ》とも相性が良く、《炎舞−「天キ」》・《炎舞−「天枢」》の一方と《速炎星−タイヒョウ》が手札にあれば、フィールドに炎舞がある状態で《炎星侯−ホウシン》をシンクロ召喚できる。
《獣神ヴァルカン》の場合は、発動は制限されるが炎舞をバウンスし再利用が行える。
上記の動きに比べ、直接得られるアドバンテージは小さいが、破壊耐性持ちのモンスターなどを処理できる利点がある。
《天狼王 ブルー・セイリオス》は単体での能力こそ低いが、《魔のデッキ破壊ウイルス》のコストにでき、さらに炎舞の影響下では《闇のデッキ破壊ウイルス》のコストにできる。
なお、エクシーズ素材やリンク素材にする場合は特に種族制限はない。
基本的には《炎星侯−ホウシン》をシンクロ召喚した方が安定してアドバンテージを得られるが、《炎星師−チョウテン》しか蘇生対象がいない、《炎星侯−ホウシン》のデメリットを受けている場合など、シンクロ召喚ができない状況は少なからず存在する。
ただ、獣戦士族以外のモンスターには攻撃制限が発生する点は忘れないようにしたい。
決して炎星を名指しで指定した効果ではないが、蘇生範囲は非常に狭く、【炎星】以外での活用は難しい。
炎舞によるサポートが受けられる点もあり、【炎星】でこそ真価を発揮するカードである。
- 他の炎星は動物の形をした炎を伴っているが、このカードは動物を伴っておらず、自身が炎となっている。
このため、他の炎星はモチーフとした動物が反映されている英語名においても、このカードは「Spirit(霊)」となっている。
- モデルは『水滸伝』の登場人物の「張天師」だろう。
「虚清天師」とも呼ばれ、当時の宋国の皇帝仁宗に疫病を鎮めるための祈祷を命じられた人物である。
彼が居を構える龍虎山には百八の魔星が封印された伏魔ノ殿があり、解放された百八の魔星の転生した姿が宋江以下梁山泊の百八星である。
- 原作・アニメにおいて―
Dチーム・ゼアルの「遊馬vs激翔太」戦において、翔太の最初の手札に存在していたのが確認できる。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:シンクロ素材にする場合、獣戦士族しかシンクロ召喚できない効果はモンスター効果として扱いませんか?
A:はい、モンスター効果として扱わず、《スキルドレイン》等で無効にはなりません。(12/07/30)
Q:獣戦士族以外のモンスターが攻撃を行った後に、そのターンのメインフェイズ2でこのカードを召喚して(1)の効果を発動できますか?
A:はい、その場合でも発動できます。(12/08/22)
Q:特殊召喚する効果の発動が《天罰》等の効果で無効になった場合でも、同じターンに《炎星師−チョウテン》の効果は発動できませんか?
A:はい、発動できません。(12/11/15)
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