《王者の調和/King's Synchro》 †
通常罠
(1):相手モンスターが自分のSモンスターに攻撃宣言した時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
その後、以下の効果を適用できる。
●その自分のSモンスターと自分の墓地のチューナー1体を除外し、
除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つSモンスター1体を、
EXデッキからS召喚扱いで特殊召喚する。
インベイジョン・オブ・ヴェノムで登場した通常罠。
シンクロモンスターへの攻撃を無効にし、シンクロモンスターをシンクロ召喚扱いで特殊召喚する効果を持つ。
シンクロモンスターが攻撃される状況はないわけではないが、効果で除去される場合も多く、このカードの発動条件を満たせるとは限らない。
使うのであれば除去に耐性を持つシンクロモンスターを使用して攻撃を誘い、耐性持ちのシンクロモンスターを出すことに使いたい。
レベル4チューナーとレベル4非チューナーでレベル8シンクロモンスターを出せばレベル12のシンクロモンスターも狙える。
《スターダスト・ドラゴン》はこれらの条件に合致しており、このカード自体も守る事が可能な上、高くない攻撃力も攻撃されやすいメリットと言える。
《閃こう竜 スターダスト》も効果除去を回避した後の戦闘破壊を防ぎやすいため相性はいい。
積極的に運用する場合、比較的レベルが低めのシンクロモンスターが多いデッキは狙い目だろう。
必然的に攻撃力も低くなりがちな他、レベル6以下のシンクロモンスターとチューナーでレベル7・8を出すなど選択肢も広がる。
シンクロチューナーであれば、シンクロモンスター側にもチューナー側にも使えるため、選択肢としての融通が利かせやすい。
レベルさえ合えば、シンクロ素材に縛りのあるシンクロモンスターを出せ、シンクロ召喚でしか出せないものも出せるのが利点。
シンクロ召喚扱いの特殊召喚であるため、蘇生制限を満しつつシンクロ召喚に成功した時の効果も適用できるため、奇襲性は高い。
類似カードと比べた場合、《リジェクト・リボーン》と違い即座にシンクロ召喚するため、妨害を受けづらい。
《王魂調和》にはレベルの制限があるため、《聖こう神竜 スターダスト・シフル》等も出せる点で優る。
しかし、これらは直接攻撃が条件のため、実質的にシンクロモンスターの効果除去にも対応できる形で、条件の面ではこちらがやや厳しくなっている。
- ジャックの使用したカードだが、イラストの人物の衣装は海馬に近いものとなっている。
また、顔ははっきりと見えないが、髪形も遊戯の髪形を短めにしたような尖り方をしており、伝説的決闘者の遊戯・海馬を足したような「王者」となっている。
アニメ・漫画ではこのカード以外にも「王者」を言い換えたような単語を含むカードが多く登場しているが、イラストにはこのカードのイラストと似たような特徴を持つ王がよく描かれている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:自分のエクストラデッキには、《スクラップ・デスデーモン》が存在し、自分の墓地に《守護竜ユスティア》が存在します。自分のモンスターゾーンには、《焔聖騎士将−オリヴィエ》と《ガーデン・ローズ・メイデン》が表側守備表示で存在しています。
この状況で、相手の《プロトロン》が自分の《ガーデン・ローズ・メイデン》に攻撃する攻撃宣言時に自分が《王者の調和》を発動し、チェーンして《シフトチェンジ》を発動し、攻撃対象を《焔聖騎士将−オリヴィエ》に変更しました。
この場合、《王者の調和》の効果で《スクラップ・デスデーモン》を特殊召喚する場合、その際に除外するシンクロモンスターはどのモンスターになりますか?
A:ご質問の場合、《ガーデン・ローズ・メイデン》と《守護竜ユスティア》を除外して、《スクラップ・デスデーモン》をシンクロ召喚扱いで特殊召喚できます。(25/04/29)
Tag: 《王者の調和》 罠 通常罠 シンクロ