《家電機塊世界エレクトリリカル・ワールド/Appliancer Electrilyrical World》 †
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキからフィールド魔法カード以外の「機塊」カード1枚を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、自分が「機塊」リンクモンスターのリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地から「機塊」モンスター1体を選んで手札に加える。
(3):1ターンに1度、自分または相手のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分フィールドの「機塊」モンスター1体を選び、その位置を他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
COLLECTION PACK 2020で登場したフィールド魔法。
発動時に機塊1枚をサーチする効果、機塊のリンク召喚に成功した場合に機塊1体をサルベージする効果、攻撃宣言時に機塊1体の位置を他のメインモンスターゾーンに移動する効果を持つ。
(1)は機塊カードをサーチする効果。
モンスターだけでなく魔法カードもサーチでき、状況に合わせた機塊カードをサーチできる。
(2)は機塊モンスターをサルベージする効果。
発動条件の機塊モンスターのリンク召喚も機塊モンスター比率が高ければ容易であり、手札にない場合も(1)でサーチすればよい。
《電幻機塊コンセントロール》・《複写機塊コピーボックル》をサルベージすれば自己特殊召喚効果によりさらなる展開につなぐことができる。
(3)は機塊モンスターのカードの位置を移動する効果。
機塊リンクモンスターは発動及び適用するためにリンク状態、相互リンク状態、非相互リンク状態を要求する効果を持つものが多く、それらの切り替えを行える。
カードの発動にこそ1ターンに1枚の制限があるものの(2)(3)の効果は同名カードに対する1ターンに1度の制限を持たない。
そのため前のターンに発動していたこのカードを同名カードに張り替えたり《擬似空間》を利用することで(2)(3)の効果を複数回発動することができる。
((3)の複数回の発動にはバトルフェイズ中の張り替えが必要になるため《メタバース》などが必要。)
- カード名は「エレクトリカル・ワールド」ではなく「エレクトリリカル・ワールド」である。
英語名ではElectrilyrical(エレクトリリリカル)となっている。
- 「電気の」を意味する「エレクトリカル(Electrical)」と叙情的な様子を意味する「リリカル(Lyrical)」を掛けたものか。
- イラストの町並みは、このデュエルの舞台となった、Aiがロボッピの為にLINK VRAINS内に作成した家電の世界である。
発動時にはデュエルの舞台もイラストの様な夜景の姿へと変貌した。
- (3)の発動時にロボッピは「これはとっておきの効果。今まで使わずにとっておいた」と語っており、効果的に使えるタイミングを慎重に探っていた様である。
基本的に相手のカードの効果が実際に使われるまで判らないアニメならではの戦術と言える。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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