《花札衛−柳に小野道風−/Flower Cardian Willow with Calligrapher》 †
特殊召喚・チューナー・効果モンスター
星11/闇属性/戦士族/攻2000/守2000
このカードは通常召喚できない。
「花札衛−柳に小野道風−」以外の自分フィールドのレベル11の
「花札衛」モンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。
それが「花札衛」モンスターだった場合、そのモンスターを特殊召喚できる。
違った場合、そのカードを墓地へ送る。
(2):フィールドのこのカードをS素材とする場合、
このカードを含む全てのS素材モンスターをレベル2モンスターとして扱う事ができる。
コレクターズパック−閃光の決闘者編−で登場した闇属性・戦士族の特殊召喚モンスターのチューナー。
花札衛特殊召喚モンスターの共通効果、シンクロ素材とする場合にレベルを変更する永続効果を持つ。
召喚条件および(1)の効果は、攻守2000の花札衛特殊召喚モンスターの共通事項である。
詳細は《花札衛−松に鶴−》を参照。
このカードの場合、レベル11の《花札衛−柳−》をリリースして特殊召喚する事になる。
(2)の効果でシンクロ素材となる全てのモンスターをレベル2として扱えるので、元々のレベルに関わらずレベル4〜12の偶数レベルのシンクロモンスターをシンクロ召喚できる。
《花合わせ》で花札衛4体を特殊召喚し、《花札衛−柳−》をリリースすれば、即座に《花札衛−雨四光−》をシンクロ召喚できる。
しかし、同じ花札衛チューナーの《花札衛−牡丹に蝶−》も同様の効果を有しており、あちらの方がリリースの制限が緩いため扱いやすい。
とはいえ、花札衛の性質上枚数を多く採用する必要があるため、シンクロ召喚を狙うなら《花札衛−牡丹に蝶−》3枚に加えてこのカードも採用しておきたい。
- 「柳に小野道風」とは花札において最も高得点となる20点札(光札)の一つで、11月を表す柳の札の一種である。
花札の中で唯一人物が描かれている札だが、イラスト通りカエルも描かれているため「柳に蛙」とも呼ばれる。
札に描かれたイラストは小野道風がスランプに悩んでいた際、柳の枝に飛び移ろうとしていたカエルが何度も挑んだ末に偶然成功したのを見て、自身も努力しようと一念発起したとされる逸話が元になっている。
- 小野道風(みちかぜ、又はとうふう)は10世紀に活動した書家で、藤原佐理や藤原行成と並び「日本三蹟」と称される人物である。
能書家として日本独自の書道を作り上げ、平安時代における国風文化の隆盛の一端を担ったことで知られる。
ちなみに英語名の「Calligrapher」は「書家」を意味しており、由来を知らなければ人物の特定ができなくなっている。
- 花札衛においては五光札唯一のチューナーと言う重要な役割を果たしているが、実際の花札においては逆に、光札の中で最も価値が低い札になっている。
このカード以外の光札を3枚集めれば三光という役が発生するのに対し、このカードを含んでしまうと光札3枚で役が発生しないためである。
また、このカード以外の光札4枚で成立した四光は、このカードを含めた光札4枚の雨四光より上がり文数が高くなる。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
(2)の効果について †
Q:《ロード・シンクロン》のカード名と効果を得た《ファントム・オブ・カオス》とこのカードをシンクロ素材とする場合どのレベルのシンクロモンスターをシンクロ召喚できますか?
A:《ロード・シンクロン》以外のモンスターは『レベル2モンスター』となりますが、《ロード・シンクロン》の効果を得ている《ファントム・オブ・カオス》はレベル1としてシンクロ召喚します。(16/05/19)
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