《機巧辰−高闇御津羽オカミ/Gizmek Okami, the Dreaded Deluge Dragon》 †
※「オカミ」は機種依存文字のため、ルビで代用しています。正しくは「雨冠に龍」。
効果モンスター
星10/水属性/機械族/攻2950/守2950
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに2体以上存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1500LPを払って発動できる。
EXデッキから特殊召喚されたフィールドのモンスターを全て破壊する。
このターン、自分はモンスター1体でしか攻撃できない。
(3):このカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
相手の墓地のモンスター1体を選んで除外する。
その後、その攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
RISE OF THE DUELISTで登場した水属性・機械族の最上級モンスター。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが2体以上存在する場合に自身を特殊召喚できる起動効果、ライフコストで全体除去を行う起動効果、相手によって墓地へ送られた場合に相手の墓地のモンスターを除外してライフ回復を行う誘発効果を持つ。
(1)は自己特殊召喚効果。
発動条件は「エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに2体以上」であり、どちらのモンスターでも満たせる。
相手のモンスターが2体以上存在するならそのまま(2)の効果に繋ぐことも可能。
自分のモンスターを並べて出す場合、相手フィールドに該当のモンスターが存在しないなら(2)を使う必要はなく、お互いのフィールドに1体ずつでも1:1交換になる。
(2)はエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターの全体除去効果。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターに限定されているものの、(1)の発動条件から発動できないということは少ない。
1500というライフコストは安くないが、その分のリターンは期待できる。
1ターンに1度の制限もないため、回数制限付きの破壊耐性ならライフと引き換えに突破することができる。
なお発動したターンは1体でしか攻撃できなくなるため、大型モンスターの展開も同時に行えるのが理想的だろう。
【列車】であれば(2)の効果を使えない場合でもエクシーズ素材に使え、《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》で耐性を自身に付与して生き残った後、《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》へつなぐことで攻める事が可能。
(3)はライフ回復する効果。
回復する数値は除外したモンスターの攻撃力に依存するため不安定だが、中盤以降なら大幅なライフ回復を狙える。
相手の墓地利用を阻害する事にも使える。
ただ発動条件は相手によって墓地へ送られた場合であるため、自爆特攻をする場合を除いて相手に依存することになる。
回復のために自爆特攻してモンスターを失うのは効率が悪いため、基本的にアタッカーとして使って相手の除去を誘う形となるか。
- カード名は、日本神話に登場する神クラオカミとクラミツハに由来すると思われる。
イザナギがカグツチを斬った際に柄に溜まった血が指の間から漏れ出て生まれたとされており、それぞれ『古事記』では「闇淤加美神」「闇御津羽神」、『日本書紀』では「闇おかみ(雨冠に龍)」「闇罔象」と表記される。
このほか、『日本書紀』の一書では、カグツチを三段に斬ってその各段から生じた三柱の神のうちの一柱が「高おかみ(雨冠に龍)」であるとしている。
- 英語名の「Deluge」は「大洪水」の意味。
水属性であることを鑑みての言葉の選択だろう。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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