《輝神鳥ヴェーヌ/Vennu, Bright Bird of Divinity》 †
儀式・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2000
「原初の叫喚」により降臨。
(1):1ターンに1度、手札のモンスター1体を相手に見せ、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、対象のモンスターのレベルは、見せたモンスターと同じになる。
(2):1ターンに1度、このカード以外の
自分の手札・フィールドのモンスターがリリースされた場合、
自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
デュエリストフェスティバル2016 プロモーションパックで登場した光属性・天使族の儀式モンスター。
フィールドのモンスター1体のレベルを手札のモンスター1体と同じにする起動効果、自分のモンスターがリリースされた場合にモンスター1体をサルベージできる誘発効果を持つ。
(1)はレベル変更効果で、主にシンクロ召喚やエクシーズ召喚の補助として使う事になる。
しかし、儀式召喚の性質上、最初からある程度レベルを4・8に絞った構築をするのが普通なので、この効果が必要になる場面は多くない。
また、エクシーズ召喚にこのモンスターを使ってしまうと、《原初の叫喚》の蘇生効果をこのモンスターに使えなくなってしまうので注意。
(2)はモンスターがリリースされた場合にモンスターをサルベージする効果。
しかし、このカードを儀式召喚した上で更にリリースを行うことは難しく、活かせる場面はある程度限られる。
サルベージを目的にしても、発動条件が緩い分《竜姫神サフィラ》の方が使いやすい場合も少なくないだろう。
こちらを使う場合は、発動条件となるモンスター及びサルベージするモンスターに制限がない点、フィールドで行うリリースに対応している点、エンドフェイズを待たずにその場でサルベージできる点を活かすことになる。
特に手札から容易に展開できる魔神儀とは相性が良い。
(1)の効果で《聖刻龍−ドラゴンヌート》・《青き眼の乙女》を選択し、それらの効果のトリガーとする手もある。
どちらも見せるモンスターと特殊召喚するモンスターが同じレベルになるようにする事で、エクシーズ召喚の補助ができる。
また、レベル8を見せた上で、前者は《竜核の呪霊者》・後者は《青眼の白龍》を特殊召喚する事で、《アルティマヤ・ツィオルキン》や《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》を特殊召喚する事もできる。
《高等儀式術》があれば《神龍の聖刻印》や《青眼の白龍》でこのカードを儀式召喚できる他、聖刻ならリリースする手段も多いので(2)の効果も狙いやすい。
ベアルクティは手札からリリースするためサルベージ効果を使いやすく、ベアルクティチューナーをレベル7にしてこのカードと共に《ベアルクティ−ポラリィ》・《ベアルクティ−ポーラ=スター》を出すことも狙える。
それ以外では《精神汚染》・《トラゴエディア》のサポートが可能となる。
- 「輝神鳥」の名を持ち、見た目も完全に鳥だが、鳥獣族ではなく天使族である。
- 名前の由来はエジプト神話に伝わる不死の霊鳥「ベンヌ(Bennu)」だろう。
異名の一つに「光り輝く者」というものがあり「輝神鳥」の名はこちらに由来すると思われる。
ラーの魂であるともされ、原初の丘から生まれた最初の鳥であるとされる。
- 太陽と同じく朝に生まれ夕暮れに死ぬことを繰り返すため、フェニックスのモデルとなったとも言われる。
《原初の叫喚》の(2)の効果はこの蘇生を再現したものか。
- ベンヌは黄金色に輝くアオサギの姿をしているとされることがあり、このモンスターの姿はそれをモチーフにしているようである。
関連カード †
収録パック等 †
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