騎甲虫空殺舞隊(ビートルーパー・フロート・スティング)/Beetrooper Fly & Sting》

カウンター罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに「ビートルーパー」モンスターが存在し、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに攻撃力3000以上の昆虫族モンスターが存在する場合、
自分エンドフェイズに自分の墓地から昆虫族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。

 WORLD PREMIERE PACK 2022で登場したカウンター罠
 ビートルーパーモンスターが存在する状況で相手モンスター効果発動無効にして破壊する効果エンドフェイズ攻撃力3000以上の昆虫族が存在する場合に昆虫族墓地から除外して自身を墓地からセットする効果を持つ。

 (1)は相手モンスター効果発動無効破壊
 【ビートルーパー】は勿論、ビートルーパーモンスター【昆虫族】全体で採用できる汎用性を備えているものも少なくないため、自然とビートルーパーの比率が高くなりそうであれば【昆虫族】での採用も可能。
 特に《騎甲虫スティンギー・ランス》はこのカードサーチできる点でも相性が良く、セットでの出張も視野に入る。

 (2)は墓地からの自身のセット
 墓地コストの捻出は容易いが、昆虫族元々の攻撃力が3000以上のものは数少ないため、フィールドの条件は意識する必要がある。
 該当する中で《重騎甲虫マイティ・ネプチューン》《共振虫》サーチにも対応しており出しやすいが、予め除外アドバンテージを稼いでおく下準備は必要。
 《大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス》リンクモンスターなので必要な状況で用意しやすいが、リンク4なのでやはり若干の展開力は求められる。
 何らかの効果《デビルドーザー》あたりの出しやすくて高打点の昆虫族強化するのも良いが、発動条件として必要なビートルーパーを別途並べる必要はある。
 《甲虫装機 ピコファレーナ》などの手札コストとしてこのカードを送り、元々の攻撃力が3000以上の昆虫族フィールドに存在しているターンエンドフェイズにも墓地からのセットを行えるため、実質的に手札の消費を抑えられる。

 (1)と(2)の効果は1ターンにいずれか片方しか使えないため、(1)の効果相手ターンで発動すれば次の自分ターン自分ターン発動すれば次の相手ターンはこのカードを警戒する必要がなくなる。
 これは複数枚を伏せていても同名カードに課せられる縛りであり、(2)の効果により再利用可能な事や《騎甲虫スティンギー・ランス》効果で容易にサーチできる事も考えると、強力なカードではあるが安易に複数採用すると事故の可能性も高い。

  • イラストにある2体が蝶と蜂であることを考えると、アメリカのボクシング選手モハメド・アリのファイトスタイルを形容した言葉「蝶のように舞い、蜂のように刺す」が英語のカード名の元ネタだろうか。
  • カード名の漢字表記は舞台と部隊を掛けた造語の「舞隊」であるため検索の際は間違えない様に注意。

関連カード

イラスト関連

収録パック等


Tag: 《騎甲虫空殺舞隊》 カウンター罠 ビートルーパー

広告