《金魚救い/Kingyo Sukui》 †
永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
自分のデッキの一番上のカードをめくる。
めくったカードが対象のモンスターと同じ属性を持つモンスターだった場合、
めくったカードを手札に加え、対象のモンスターを相手のデッキに戻す。
違った場合、めくったカードは墓地へ送られ、このカードは破壊される。
ジャンプフェスタ リミテッドパック 2019で登場した永続罠。
相手の墓地のモンスター1体と自分のデッキトップのモンスターを参照し、同じ属性の場合にメリット、異なる属性の場合にデメリットが発生する効果を持つ。
自分のデッキトップを参照するため、確実に同じ属性のモンスターをめくるには《天変地異》などとの併用が必須。
また、相手と自分が同じ属性のモンスターをデッキに入れている必要があり、複数の属性を併用する場合でないと使用できない可能性も高い。
とはいえ、地属性・闇属性・光属性は比較的メジャーなので遭遇する可能性も高い。
森羅との相性は良く、属性がばらけており、デッキトップの操作で当てる事が狙える。
外れてもめくって墓地へ送るために効果を使える。
外れた場合のデメリットはめくったカードを墓地へ送ることと、このカードの破壊。
《宮廷のしきたり》を併用すれば破壊されないため、墓地を肥やすメリットとなる。
- イラストから見るにカード名は「金魚掬い」の捩りだろう。
金魚掬いとは縁日などの屋台で見られる、水槽の金魚をポイと呼ばれる紙の網で掬う遊びで、金魚の養殖が盛んな奈良県では毎年選手権が行われている。
デッキトップのカードをポイ、相手の墓地のモンスターを金魚に見立ているようだ。
日本文化をモチーフとしたカードであるため、英語名もそのままローマ字表記である。
- イラストでは、《プレゼント交換》などに登場している「ゴブリン坊や」が、一匹もすくえぬまま破れたポイを見てがっかりしている。
また、頭には《超量士レッドレイヤー》のお面を付けている。
左の《強欲ゴブリン》は金魚すくい屋の店主の様だ。
奥には《鬼くじ》のイラストにもいた神主と客が見える。
- マスターガイド6の「ゴブリン坊や」のストーリーをまとめたページでもこのカードが紹介されているが、その見出しは「僕のポイ なんか薄くない?」となっている。
気のせいとも思われるが、店主の経歴とニヤついた表情を考えるに、店側が不正をしている可能性が大いに考えられる。
(ただし、現実の金魚すくいでも女性や幼児には厚めのポイを渡すなど、客に応じて渡すポイを変える場合はある。)
- 「マスターデュエル」では、このカードの壁紙が期間限定で販売された。
説明には「不運な彼は自分だけ何回やっても上手くいかず、お小遣いがなくなってしまった。」と書かれている。
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―イラスト関連
収録パック等 †
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