《金剛真力/Herculean Power》 †
永続魔法
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
手札からレベル4以下のデュアルモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
STARDUST OVERDRIVEで登場した永続魔法。
特定条件下で手札の下級デュアルモンスターを特殊召喚できる効果を持つ。
端的に言えば手札の下級デュアルモンスターに《サイバー・ドラゴン》と同様の特殊召喚方法を付与するカード。
これでデュアルモンスターを特殊召喚し、召喚権を使って再度召喚に繋げられる。
しかし現在では同じくデュアルモンスターの再度召喚のサポートができ、他にメリット効果を2つも持つ《化合電界》のほぼ下位互換となっている。
一応、《化合電界》はフィールド魔法、こちらは永続魔法というカードの種類の違いがあるため併用は可能。
他のフィールド魔法を使用するため《化合電界》の採用が見送られるというケースであれば、こちらを優先する事も考えられる。
例えば、《ダーク・ヴァルキリア》や《クルセイダー・オブ・エンディミオン》を中心に【魔力カウンター】の要素を取り入れた【デュアル】を構築し、《魔法都市エンディミオン》を採用するケース。
また、《地獄の門番イル・ブラッド》+《アンデットワールド》を軸とした【デュアル】で下級デュアルモンスターの展開を考える場合、《化合電界》の代わりとして検討できる。
ただ、モンスターが存在する場合に使えないため、フィールド魔法と組み合わせるにしても《二重召喚》の方が腐る可能性は低い。
召喚ではなく特殊召喚なので、《増草剤》や《アームズ・ホール》等の誓約効果によって通常召喚ができないターンでも使用できるという利点もある。
- 「金剛」とは一般的には「ダイヤモンド」のことを指す「金剛石」の略語。
転じて、ダイヤモンドのように硬い不屈の信仰心などの比喩として用いられる。
また、金剛でできた法具である「金剛杵」を持つ仏教の守護神として金剛力士(仁王)がおり、金剛力士が持つような絶大な力のことを「金剛力」と呼ぶ。
しかし、「金剛真力」はおろか「真力」という言葉も辞書にはなく、このカード名は造語と思われる。
- 英語名の《Herculean Power》とは、「ヘラクレスの力」という意味である。
上記の金剛力士はヘラクレスが仏教に取り込まれた姿との説もあり、神話に則った訳だと言えよう。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:チェーンブロックを作りますか?
A:チェーンブロックが作られます。(09/07/28)
Q:特殊召喚する効果処理時に相手フィールド上にモンスターが存在しなくなった場合や、自分フィールド上に他のカードの効果でモンスターが特殊召喚された場合、効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(10/09/26)
Tag: 《金剛真力》 魔法 永続魔法