《古生代化石マシン スカルコンボイ/Fossil Machine Skull Convoy》 †
融合・効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻2100/守1800
自分の墓地の岩石族モンスター+レベル7以上のモンスター
このカードは「化石融合−フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(1):融合召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手フィールドのモンスターの攻撃力は、そのモンスターの元々の守備力分ダウンする。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。
(3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
相手に1000ダメージを与える。
PREMIUM PACK 2021で登場した地属性・岩石族の融合モンスター。
化石共通の召喚条件、守備力の数値分の全体弱体化の永続効果、モンスターに3回まで攻撃できる永続効果、戦闘破壊時に1000のバーンを与える誘発効果を持つ。
他の化石に比べて「化石マシン」は岩石族が自分のものに限定されている。
とは言え、《化石融合−フォッシル・フュージョン》を採用するデッキはほぼ間違いなく岩石族を採用するため、実質この縛りは問題にならない。
また、相手墓地に岩石族が存在するとしても、最も可能性が高いのは汎用的な効果を持つ《原始生命態ニビル》であり、そちらは後半の融合素材に利用できる。
性質上、詰めの局面か不利状況からの切り返しに適するモンスターなので出す状況は考えて出したい。
(1)は全体弱体化。
その性質上、守備力0のモンスター及び守備力を持たないリンクモンスターは弱体化できない。
弱体化の数値が相手に依存するのが欠点だが、上手くいけば相応の弱体化も狙え、(3)の為の戦闘破壊に繋ぎやすい。
《粘糸壊獣クモグス》や《海亀壊獣ガメシエル》とは相性が良く、リンクモンスター等を排除しつつ攻撃力0の的を作り出し、(3)のバーンと合わせて大ダメージとなり、このカードの融合素材にもなれる。
(2)はモンスター限定の3回攻撃。
自身の元々の攻撃力が低い為、大型モンスターを戦闘破壊するには何らかの強化や(1)等の弱体化を活用したい。
(3)とは相性が悪いが、《ハーフ・シャット》等とのコンボでサンドバッグにするのも良いだろう。
(3)は戦闘破壊時の1000バーン。
(1)で弱体化した複数のモンスターを(2)で纏めて戦闘破壊すれば2000・3000といった大きなバーンも狙える。
なお、墓地へ送る必要は無いため、トークンやペンデュラムモンスターを破壊してもバーンは可能。
モンスターやトークンを複数送りつけるカードとコンボするのも面白く、特に《おジャマトリオ》は他の最上級化石モンスターでも多大な戦闘ダメージが狙えるため自然に組み込みやすい。
安定感や他の化石との相性ではやや落ちるものの、このカードとのコンボに特化するならば《ナイトメア・デーモンズ》が特に好相性であり、あちらの効果も合わせると3回攻撃による合計ダメージは実に11700にもなる。
もしくは《アームズ・エイド》や《ジャンク・アタック》などで相手モンスターの攻撃力を参照しダメージを増やすのも手。
《化石融合−フォッシル・フュージョン》で相手の墓地のカードを除外すると対象耐性を得てしまいこれらを使えないため、自分のモンスターのみで融合召喚する必要はある。
- 「コンボイ(convoy)」については《霊魂の護送船》も参照。
本来は車に全く関係のない単語だが、大型トラック運転手を主人公とした米映画『コンボイ』のヒットによって、日本では大型トラックを指すものとしばしば誤解されるようになった。
変形する超ロボット生命体を扱ったメディアミックス『トランスフォーマー』でも大型トレーラーに変形するサイバトロン(オートボット)の司令官に、日本では「コンボイ」の名が当てられており、これも「コンボイ=大型トラック」のイメージを押し上げている。
(英語版および、実写映画版以降の日本展開での名称は『オプティマス・プライム』)
- この通り、カード名に「コンボイ」と名の付いている理由は日本固有のものなのだが、英語名でも「convoy」の単語は残ったままとなっている。
- アニメでのイラストではOCGのものより引いた構図であり、横に並走する現代の車が描かれていた。
関連カード †
―(1)の類似効果
―(3)の類似効果
収録パック等 †
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