《誇大化/Overexaggeration》 †
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):モンスター同士が戦闘を行うダメージステップ開始時に、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●その攻撃モンスターを守備表示にする。
●その攻撃対象モンスターを手札に戻す。
●その戦闘を行うモンスター2体を破壊する。
DUELIST NEXUSで登場した速攻魔法。
モンスター同士の戦闘のダメージステップ開始時に「攻撃モンスターの守備表示化」・「攻撃対象のバウンス」・「2体の破壊」のいずれかを選んで発動する効果を持つ。
戦闘に干渉し、いずれにしても戦闘を不発にさせることになる。
1つ目の効果は攻撃モンスターの守備表示化。
主に相手モンスターの攻撃を止めるために使用することになるだろう。
2つ目の効果は攻撃対象のバウンス。
こちらは主に自分モンスターで除去したい相手モンスターに攻撃し、この効果を発動することになるだろう。
戦闘を介するとはいえ、ダメージステップ中の対象をとらないバウンスであるため、除去としての質はそこそこ高い。
反対に、相手が攻撃を行う場合は自分のモンスターが攻撃対象に該当するためそちらがバウンスされる。
召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時の効果等を再度発動したい場合や、1つ目および3つ目の効果が効かないモンスターからの戦闘ダメージや戦闘破壊だけでも避けたい場合に使用することになるだろう。
なお発動がダメージステップ開始時であるため、バトルステップの巻き戻しは起こらない。
3つ目の効果は戦闘を行う2体の破壊。
自分モンスターも巻き込まれるが、相手モンスターも除去できる。
自分モンスターは効果によって破壊された場合の効果を持つモンスターを充てられればディスアドバンテージを軽減できるだろう。
3つから選べる柔軟性はあるものの、それぞれの効果単体だけで見るとそれほど強力とは言えない。
明確な目的を持って採用しなければ他のカードでよいということになりやすいだろう。
- 「誇大」とは「物事を大袈裟に語ること」を意味する。
イラストでは2人の少年ヒーローが言い争いをしており、彼らの頭上では彼らよりだいぶ大きな巨人のイメージが殴り合いをしている。
「口喧嘩をしているうちにどんどん話が誇大になっていき、実態とかけ離れてしまっている」ということだろう。
どの効果を選んでも戦闘が成立しないのも、口先ばかりで実際に戦う度胸がないというイメージか。
- イラストの巨人の殴り合いは、「ジョジョの奇妙な冒険」第三部以降におけるスタンド同士のパンチのラッシュの描写と似ている。
殴り合っているのが緑と黄色のイメージであることや、ヒーローのポーズを鑑みると、直接のモチーフは第3部の承太郎&スタープラチナとDIO&ザ・ワールドだろうか。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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