《光の援軍/Charge of the Light Brigade》 †
通常魔法
(1):自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送って発動できる。
デッキからレベル4以下の「ライトロード」モンスター1体を手札に加える。
EXTRA PACK Volume 2で登場した通常魔法。
デッキの一番上から3枚のカードをコストに、下級モンスターのライトロード1体をサーチする効果を持つ。
コストで墓地肥やしができ、任意のライトロードをサーチ可能。
メインフェイズに墓地肥やしを消費なしで行えるため、墓地を利用する動きとの相性が非常に良い。
墓地を肥やすことが重要な【ライトロード】では、《ソーラー・エクスチェンジ》と並んで必須カードとなる。
他にも、汎用性の高い《ライトロード・ハンター ライコウ》を中心にライトロードを併用するデッキならば採用できる。
ただし、採用するライトロードモンスターが少ないと、デッキのライトロードが尽きてしまったり、発動コストでサーチできるライトロードが全て墓地へ送られてしまうこともありうる。
コストによってサーチできるライトロードがデッキに存在しなくなった場合は不発になるが、発動を行う時点でデッキにライトロードが存在しない場合は空撃ちとなるので注意が必要。
このため、【ライトロード】以外でこのカードを採用する場合はライトロードモンスターを多めにした方が安定する。
- 英語名の出自は、西暦1854年のクリミア戦争における「バラクラヴァの戦い」で、イギリスの軽騎兵旅団がロシア軍陣地に正面から突撃した故事である「Charge of the Light Brigade」だろう。
この突撃は無謀だが勇敢であるとも評されており、数多くの絵画や文学・音楽等の創作の題材となっている。
これをテーマに製作・輸入された最初の映画の邦題から、日本語では「軽騎兵旅団の突撃」と訳される場合が多い。
- 「軽装」と「光」の「Light」のスペルが同じで、「Charge」には「突撃」「補充」の意味がある事をかけたネーミングであり、このカード名は「軽装旅団の突撃」とも「光の軍団の補充」ともとれる。
このカードによって補充した光の軍団が相手に突撃する様子は言葉遊びとしてなかなか洒落ているのではないだろうか。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスにおいては墓地を利用する多数のデッキでこのカード+ライトロードモンスターの出張採用が横行したため、20/05/21にてLIMIT3指定を受けた。
それでもなお墓地を活用するデッキでは多用され、環境の固定化に一因にもなっていたため、20/10/14よりLIMIT2指定に強化された。
同改訂で規制・緩和された他のカードには、このカードの存在が階級移動の理由として述べられたものも複数存在しており、その影響力の高さが窺える。
長らく規制された状態が続いていたが、カードプールも増えた4年後の24/12/05の改訂で遂に制限解除された。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《マクロコスモス》または《次元の裂け目》適用下で、このカードは発動できますか?
A:いいえ、どちらの場合も発動できません。(09/09/23)
Q:デッキ枚数が3枚の時に発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(19/03/04)
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