《巧炎星−エランセイ/Brotherhood of the Fire Fist - Eland》 †
儀式・効果モンスター
星6/炎属性/獣戦士族/攻2400/守2000
「炎舞−「洞明」」により降臨。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からモンスター1体を捨てて発動できる。
自分のデッキ・墓地から「炎舞」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時、「巧炎星−エランセイ」以外の自分フィールドの表側表示の、
「炎星」カードまたは「炎舞」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その効果を無効にする。
WORLD PREMIERE PACK 2020で登場した炎属性・獣戦士族の儀式モンスター。
モンスターを捨てることでデッキ・墓地から炎舞をセットする起動効果、同名カード以外の炎星または炎舞をコストに相手のモンスター効果を無効にできる誘発即時効果を持つ。
儀式モンスターだが、【炎星】で採用する都合から、儀式召喚には《炎舞−「洞明」》を使用する事になる。
(1)はモンスターカードを手札コストにデッキ・墓地から炎舞をセットする効果。
状況に応じて欲しい炎舞を利用でき、デッキから枯渇しても墓地からもセットできるため対象が存在しないということが起こりづらい。
(2)は炎星または炎舞をコストに発動したモンスター効果を無効にする効果。
炎星では貴重な相手ターンに干渉できるカードであり、次のターンに備えることができる。
注意点として、(1)(2)の効果は共にコストを必要とする。
消費が激しい儀式召喚ということもあり、フィールドに出した後のリカバリーは考える必要がある。
儀式召喚に使う《炎舞−「洞明」》をコストに転用すれば、炎星の蘇生に繋げられる。
(2)の効果は《炎星仙−ワシンジン》で踏み倒せるので、できる限りそちらと併用しておきたい。
- イラストに「巧」の文字があることから、水滸伝側のモデルは天巧星・燕青と思われる。
盧俊義とは主従関係にあり、孤児であった自分を拾い育ててくれた彼に絶対的な忠誠を誓っている。
弩を得意とし、このカードのイラストでも弩を構えている。
また、相撲の達人でもあり、さらに中国拳法の流派の1つ「秘宗拳」の開祖とされる。
非常に多才な人物で、武芸だけでなく、音楽や芸事、商売などにも通じていたため「浪子(伊達者)」の渾名で呼ばれた。
- カード名は上記の「燕青」に「エランド」をかけている。
「エランド」とは、アフリカに生息するウシ科の動物であり、アンテロープの一種と分類されている。
関連カード †
―《巧炎星−エランセイ》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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