《砂漠の飛蝗賊/Desert Locusts》 †
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星6/地属性/昆虫族/攻1500/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動する。
ターンプレイヤーは自身の手札を1枚選んで捨てる。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
WORLD PREMIERE PACK 2020で登場した地属性・昆虫族のシンクロモンスターのチューナー。
シンクロ召喚に成功した場合にターンプレイヤーをハンデスする誘発効果、相手メインフェイズにシンクロ召喚を行う誘発即時効果を持つ。
(1)はターンプレイヤーにハンデスを課す効果。
シンクロ召喚に成功した場合に強制的に発動するため、自分ターンでシンクロ召喚するとデメリット付きのシンクロチューナーでしかないため、なるべく相手ターンにシンクロ召喚したい。
この効果が強制効果であるため、チェーン2以降で特殊召喚された場合も問題なく発動する。
相手ターンにシンクロ召喚できるカードは《フォーミュラ・シンクロン》を参照。
《ホップ・イヤー飛行隊》あたりはサーチしやすく比較的扱いやすいか。
捨てるカードはターンプレイヤーが選べる。
一応これを利用して未界域・暗黒界など捨てることがコンボになるデッキなら、自分ターンに発動するメリットが全くないわけではない。
逆に言えば、相手も捨てても痛くないカードや、墓地へ送ることでメリットとなるカードを任意に選んで捨てられるため、ハンデスに成功してもそこまでの有効打となることは少ないだろう。
デッキや手札状況によっては相手のメリットになる可能性もあるため、シンクロ召喚のタイミングには注意したい。
(2)は《フォーミュラ・シンクロン》等と同様に、相手ターンにシンクロ召喚できる効果。
レベル6シンクロチューナーとしては、唯一この効果を持つ。
上述の通り、相手ターンにシンクロ召喚することが基本になるため、そのまま連続シンクロ召喚を行いたい。
《PSYフレームロード・Ω》をシンクロ召喚すればさらにハンデスすることができる。
唯一の昆虫族のレベル6シンクロチューナーであり、【B・F】では《B・F−降魔弓のハマ》に繋げるための《B・F−霊弓のアズサ》以外のシンクロチューナーの選択肢として採用が検討できる。
レベル6のシンクロチューナーには扱いやすい《瑚之龍》が存在するが、B・Fにはエクストラデッキから昆虫族以外を特殊召喚できなくなる制約を持つカードが多いため、差別化は容易だろう。
状況次第では無理に相手ターンでのシンクロ召喚を狙わず、デメリットを覚悟で連続シンクロ召喚に繋げてしまいたい。
この場合、《ゴキポール》を捨てる事でディスアドバンテージを軽減したり、墓地へ送ったモンスターを《B・F−早撃ちのアルバレスト》で蘇生したり、《デビルドーザー》のコストにするなどといった使い方もできる。
《TG ロケット・サラマンダー》1枚から相手ターンに《砂漠の飛蝗賊》をシンクロ召喚できる。
《TG ロケット・サラマンダー》で《TG スクリュー・サーペント》をリクルートし、《TG ロケット・サラマンダー》を蘇生させ《TG スター・ガーディアン》をシンクロ召喚し、(1)と(2)で《TG ロケット・サラマンダー》を特殊召喚すれば準備は整う。
ただし、他にモンスターを並べないと《砂漠の飛蝗賊》の(2)が腐るため、そちらも活かしたいなら他の展開手段も欲しいところ。
- このカードのモチーフは、実在する昆虫「サバクトビバッタ」だろう。
時折大量発生しては虫害で農作物に甚大な被害を与える事で知られており、バッタによる災害を「蝗害(こうがい)」とも呼ぶ。
- ターンプレイヤーにハンデスを強いる効果は見境なく何でも植物を食い荒らしてしまう様子を表現したものだろう。
- 英語のLocust/ローカストは「イナゴ」「バッタ」を指す。
関連カード †
収録パック等 †
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