《罪宝の囁き/Susurrus of the Sinful Spoils》 †
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの幻想魔族・魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを手札・EXデッキに戻す。
その後、自分の墓地・除外状態の幻想魔族・魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
INFINITE FORBIDDENで登場した速攻魔法。
フィールドの幻想魔族・魔法使い族1体を手札・エクストラデッキに戻し、墓地・除外状態の幻想魔族・魔法使い族1体を特殊召喚する効果、モンスター効果のコストで墓地へ送られた場合にセットする効果を持つ。
(1)はフィールドの幻想魔族・魔法使い族1体をバウンスし、墓地・除外状態の幻想魔族・魔法使い族1体を特殊召喚する効果。
手札に戻す場合にはカード・アドバンテージ上は損失のない展開になるが、エクストラデッキに戻した場合は、このカードの消費分ディスアドバンテージになる。
とはいえ、フリーチェーンであるため、サクリファイス・エスケープなどに利用してディスアドバンテージを補うことは容易。
特殊召喚が容易なモンスターや特殊召喚に成功した場合の効果を持つモンスターなども戻しやすく、それらの効果の使い回しを狙える。
《マジシャンズ・ソウルズ》なら特殊召喚しやすく、あちらで墓地へ送った魔法使い族を蘇生できるため相性がいい。
特殊召喚するモンスターに関しては使用に一切の制限がないため、効果・素材・攻撃などに自由に利用できる。
バトルフェイズ中の発動も可能であるため、戦闘を終えたモンスターをバウンスし特殊召喚したモンスターで追撃といったことも可能。
(2)は白き森魔法・罠カードと同じセット効果。
詳しくは同じ効果を持つ《白き森のいいつたえ》も参照。
ただし、速攻魔法のこのカードはセットしたターン発動できない。
- ザ・ヴァリュアブルブックEX5によるとある日二人が森で見つけた果実。
お互いに「この果実はおいしいに違いない」と思い合った事で、《白き森の妖魔ディアベル》にプレゼントするが、これが悲劇の始まりだった。
それは「罪の果実」と呼ばれ、アザミナが口にした者の魂を罪宝に変える恐ろしい罠であった。
- 上記のセリフはどこからか聞こえる声を、お互いが相手のものと思い込んでいただけであり、カード名の通り「悪魔の囁き」によって意図的に起こされたものである。
- 果実はリンゴに似た色と形をしており、「禁断の果実」をモチーフにしていることが窺える。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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