《垂直着陸/Vertical Landing》 †
速攻魔法
トークン以外の自分フィールド上の風属性モンスターを
任意の数だけリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの数だけ、自分フィールド上に
「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)を特殊召喚する。
「垂直着陸」は1ターンに1枚しか発動できない。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した速攻魔法。
《緊急発進》とは逆に、トークン以外をリリースしトークンに変換する効果を持つ。
基本的に、モンスターをトークンにするとステータスや効果が失われ、エクシーズ召喚もできず、損失が大きい。
リリースするモンスターは風属性であれば種類を問わないが、幻獣機トークンの使い道の関係上、幻獣機以外との併用は限られるだろう。
また、対となる《緊急発進》と異なりこちらはデメリットがないため、エンドフェイズの処理などを気にせず打てる利点はある。
もっとも、《緊急発進》により特殊召喚したモンスターが戻るのを回避するためだけに使うのは少々分が悪いか。
消費は激しいが、このカードから《緊急発進》へ展開することで、フィールド上の風属性モンスターを可能な限り任意の幻獣機に入れ替えることができる。
幻獣機以外の風属性を採用していない場合でも、複数体の入れ替えで場を作り替えられるため、状況によっては狙う価値はあるだろう。
【幻獣機】以外でも使い道がないことはない。
サクリファイス・エスケープに活用する、複数のトークンを要求するカードとのコンボと併用するなどの使い道がある。
シンクロ召喚のレベル調整用にも使える。
しかし同じコストを要求する通常罠に《風霊術−「雅」》が存在するため、基本的にはそちらに軍配が上がるか。
- 「垂直着陸(Vertical Landing)」とは、固定翼機が滑走を伴った通常の着陸ではなく、ヘリコプターのように着陸することを指す。
一般には垂直離陸と併せて「ブイトール(VTOL = Veritical Take-Off and Landing)」と呼ばれ、この能力を有する固定翼機は「VTOL機」とも呼ばれる。
ヘリコプター(回転翼機)は垂直着陸を行うのが普通ではあるが、通常これをVTOL機とは呼ばない。
攻撃目標となりやすい滑走路に依存せずに離着陸を行えるため、軍用機の戦略機動性を増す上で有利となる能力ではある。
だが、実際には高温排気の問題等から「どこででも」離着陸できるという訳ではなく、また燃料消費や搭載量に関する制約も多い。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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