《水晶機巧−サルファフナー/Crystron Sulfefnir》 †
効果モンスター
星5/水属性/機械族/攻2000/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
手札から「水晶機巧−サルファフナー」以外の「クリストロン」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
その後、自分フィールドのカード1枚を破壊する。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「クリストロン」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
レイジング・テンペストで登場した水属性・機械族の上級モンスター。
手札から同名カード以外のクリストロンを捨てる事で手札・墓地から自身を特殊召喚し、自分フィールドのカード1枚を破壊する起動効果、フィールドで破壊された場合にクリストロン1体をリクルートする誘発効果を持つ。
(1)は、クリストロンを捨てて自身を特殊召喚し、その後、自分フィールドのカード1枚を破壊する効果。
特殊召喚した自身を破壊することでそのまま(2)のリクルート効果に繋げることができる。
チューナーを別途用意できるのであれば自身以外を破壊し、シンクロ召喚に繋げてもいい。
(2)は、破壊された場合、デッキからクリストロンモンスターをリクルートする効果。
(1)の効果で特殊召喚し、そのまま自身を破壊する事で手札のクリストロンカードをデッキの中にいる任意のクリストロンモンスターに交換が可能となる。
非チューナークリストロンは自身を墓地から除外することで発動する効果を持つため、このカードで捨てることでアドバンテージを稼ぐことができる。
召喚権を消費せずにデッキから好きなクリストロンモンスターをリクルートできるため【クリストロン】の回転力に大きく貢献する。
墓地に居続ければそれだけ長く活躍できるので、《おろかな埋葬》・《スクラップ・リサイクラー》・《ジェネクス・ウンディーネ》などで迅速に墓地へ送りたい。
- カード名の由来は「サルファー」+「ファフナー(ファフニール)」か。
「サルファー」は日本語で言うところの「硫黄」であり、パワーストーンの一つとしても扱われる。
これが含まれる水晶は「レモンクォーツ(レモン水晶)」となる。
- 「ファフナー(ファフニール)」は、北欧神話やゲルマン神話に登場する人物の名前。
魔法使いフレイズマルの3人息子のひとりで、弟にオッテルとレギンがいる。
細かい点は話によって変わってくるが、神々がオッテルを殺してしまった際に賠償として得た黄金に魅せられ、フレイズマルを殺してその財を奪ったとされる。
その後、レギンと黄金を分け合うことを拒み、奪った黄金を守る為に(あるいは黄金の呪いによって)竜に変身し、その財を独占する。
最終的には、レギンの養子シグルズに倒された。
- なお、ファフナー(ファフニール)は上記の説話をモチーフとしたワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』にも「ファーフナー」という名で登場する。
上記の登場人物の名前や関係も変化しているが、物語の大まかな流れは同じ。
この竜の血を浴びたジークフリートは、葉で隠れていた一か所を除き不死身の体を得たという。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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