《星遺物を巡る戦い/World Legacy Clash》 †
速攻魔法
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体をエンドフェイズまで除外し、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力は、
このカードを発動するために除外したモンスターのそれぞれの元々の数値分ダウンする。
CIRCUIT BREAKで登場した速攻魔法。
自分フィールドの表側表示モンスターを一定期間だけ除外し、相手モンスターを単体弱体化する効果を持つ。
弱体化は除外するモンスターの数値に依存する上、弱体化を攻めに活用するには他に戦闘を行えるモンスターが必要となる。
しかし、弱体化は永続するため、相手ターンで使用し、帰還したモンスターで弱体化したモンスターを攻撃するといった動きが可能。
弱体化よりも速攻魔法による一定期間だけ除外という点の方が有用で、サクリファイス・エスケープを自分のターンに行いやすい。
展開しやすいデッキなら《亜空間物質転送装置》などと同様に制約のリセットに使え、弱体化も活かしやすい。
聖刻とは相性が良く、あちらの効果で特殊召喚された、元々の攻撃力の高い通常モンスターを除外することで大幅な弱体化を狙うと同時に攻撃力をリセットできる。
《神獣王バルバロス》などの妥協召喚モンスターも同様の事が狙える。
攻撃力の変化する効果なのでダメージステップでも使用でき、それにより攻撃を回避したりバトルステップの巻き戻しも起こらずコンバットトリックも可能。
一定期間だけ除外するカードとしては珍しく、コストでモンスターを除外するのもこのカードならではのメリットである。
発動した段階で除外されるので、このカードにチェーンされて先に除去される心配はなく、このカードの発動を無効にされても一定期間だけ除外できる。
魔法カードに耐性を持つモンスターでも除外が可能で、《青天の霹靂》のデメリットの解除もできる。
- 中世のキリスト教信仰において、聖遺物は重要な意味を持っており、信者たちは聖遺物を熱心に信仰していた。
教会は聖遺物を収集し、民衆や貴族も聖遺物を追い求めた結果、聖遺物を巡って争うことも珍しく無かったのではないかと言われている。
- イラストの《星杯の妖精リース》をよく見ると、羽根が紫に変色している。
CIRCUIT BREAK SETガイドブックの記述によると、この「些細な変化」に気付いた者は誰も居なかったらしい。
- クローラーの数量に押され乱戦となり、戦力を分断されたシチュエーションである。
徐々に追い詰められてしまったが、《星杯の妖精リース》が群れの弱点を見抜いたため状況が好転。
司令塔である「エクスクローラー」を狙い撃ちにすると、広範囲のクローラーは沈黙したのだった。
- コナミのゲーム作品において―
『デュエルリンクス』では19/10/28よりLIMIT2に指定された。
その高過ぎる汎用性が他の魔法カードが採用される余地を狭めている上に、メインフェイズ2が存在しないスピードデュエルにおいては発動を許した場合のリカバリーが非常に難しいことが問題視され、規制に値するカードパワーとみなされたようだ。
その後は環境の変化もあって、22/12/26にリミット解除された。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:自身の効果によって発動後にモンスターカード扱いとなっている《鏡像のスワンプマン》が自分のメインモンスターゾーンに存在しています。
この状況で、その《鏡像のスワンプマン》をコストとして除外し、《星遺物を巡る戦い》を発動する事はできますか?
A:できます。
対象のモンスターの攻撃力は1800、守備力は1000下がります。
(20/09/06)
Q:罠カードをコストとした場合、エンドフェイズの処理はどうなりますか?
A:モンスターゾーンに戻った後、ただちに墓地へ送られます。(20/09/07)
Q:《鏡像のスワンプマン》など発動後モンスターゾーンで罠カードとしても扱う罠カードをコストにした場合と《真源の帝王》などの罠カードとしては扱わない罠カードをコストにした場合で処理に違いはありますか?
A:ご質問の2枚の処理について違いはございません。(20/09/07)
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