《聖騎士の槍持ち/Noble Knight's Spearholder》 †
効果モンスター
星2/光属性/戦士族/攻 800/守 400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分フィールドのレベル8以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはエンドフェイズまで、カード名を「フルール・シンクロン」として扱い、チューナーとして扱う。
(2):このカードをリリースして発動できる。
デッキから装備魔法カード1枚を手札に加える。
ANIMATION CHRONICLE 2021で登場した光属性・戦士族の下級モンスター。
召喚・特殊召喚に成功した場合にレベル8以下のモンスター1体を《フルール・シンクロン》扱いのチューナーにする誘発効果、自身をリリースして装備魔法をサーチする起動効果を持つ。
(1)はレベル8以下1体を《フルール・シンクロン》扱いのチューナーにする効果。
チューナーが用意できずとも元々が非チューナーのモンスター同士だけでのシンクロ召喚や、《アルティマヤ・ツィオルキン》の特殊召喚等が可能になる。
自身も効果の対象に選べるので、これ単体でも非チューナーとシンクロンチューナーのどちらにもなることができる。
レベル7と8のシンクロモンスターには、シンクロ素材のチューナー側に光属性を要求されるもの、非チューナー側に光属性を要求されるものがそれぞれ存在するため、レベル5・6のモンスターと並べればそれらを使い分ける事もできる。
《花騎士団の駿馬》・《ケンタウルミナ》とは特に相性が良く、前者でサーチ&融合召喚で墓地へ送られた直後に後者の効果でこのカードを蘇生してこの効果を発動すれば、《フルール・ド・シュヴァリエ》をシンクロ召喚できる。
更に、《ケンタウルミナ》の効果でモンスター除去まで行えるので、カード・アドバンテージで1枚分得をする。
光属性なので同じ組み合わせで《ヴィサス=アムリターラ》をシンクロ召喚することもでき、サーチ効果を使えば、こちらも1枚分得になる。
(2)は装備魔法のサーチ効果。
リバース時にサーチする《名工 虎鉄》に比べてこちらは自身をコストにする代わりに即効性に優れる。
装備魔法を多用するデッキや特定の装備魔法をキーカードとするデッキでは、この効果目当てに単体採用も十分に考えられる。
その場合ライバルは召喚・特殊召喚するだけでコストなくサーチできる《アショカ・ピラー》か。
あちらは一応デメリット効果持ちだがそれは容易に回避できるため、種族や聖騎士カテゴリに属する点で差別化したい。
《ケンタウルミナ》と共に使用する場合、サーチ先は《フルール・ド・シュヴァリエ》を強化できる《フルール・ド・フルーレ》が第一候補に挙げられる。
また、次ターン以降も《ケンタウルミナ》を活用できる《再融合》、《フルール・ド・シュヴァリエ》+《フルール・ド・フルーレ》より攻撃力を高められる《フュージョン・ウェポン》も候補。
自身も属する聖騎士は、装備魔法である聖剣が重要となるデッキであり、(2)の効果とのシナジーこそあるものの、自身をリリースする必要のあるこのカードを使わずとも聖剣のサーチ手段は他にも多い。
光属性の聖騎士にはチューナーが存在せず、《湖の乙女ヴィヴィアン》は聖騎士ではないため、【聖騎士】でこのカードを扱う場合は実質的なレベル2の光属性聖騎士チューナーとして採用し、いざとなれば(2)のサーチ効果も使える、といった運用が良いだろう。
- コナミのゲーム作品において―
TAG FORCE 5以降のTAG FORCEシリーズやデュエルリンクスでは、ゲームオリジナルカードとして収録されている。
効果はアニメ版とほぼ同じだが、コストが自身のリリースになっている。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《聖騎士の槍持ち》 モンスター 効果モンスター 星2 光属性 戦士族 攻800 守400 聖騎士